穏やかな春の日差しに誘われて、外に出てみたら、
心地良い風に吹かれて、えりりん(亀井絵里)に会いたくなった。


春ビューティフルエブリディ

 

アルバム「SEXY 8 BEAT」収録(2007年)
作詞・作曲:つんく
編曲:高橋諭一

リバプールの風が吹くギターサウンド。

高橋諭一といえばビートルズ。

例えば、春ビューから連想するのはこんな曲。

 

 

 

つんくはこの歌詞を書き終え、すぐにえりりんが頭に浮かんだといいます。

穏やかな春の日差しに誘われて、思わず駆け出し、
前髪をおさえながらちょっとはにかむ少女は、亀井絵里を置いて他にいません。

この曲、元祖「若いんだし」でもあります。
今日はこの先の未来より、一番若いんだし。

そりゃ、そうだ。


2010年12月15日の横浜アリーナ@亀井絵里・ジュンジュン・リンリン卒業コンサートで
この曲は歌われました。

そのとき、えりりんは
「人生にはどんな人にも大なり小なり試練が待っていると思います。
 私は諦めないで自分を大切にして幸せな人生を歩んでいくつもりです。
 人それぞれ色々な想いがあると思いますが、
 是非、一緒にがんばりましょう」というメッセージを残しています。

とても堂々とした立派なメッセージ。
スタイリッシュに人生を生き抜く、亀井絵里という人の本性を見た気がしました。

今でも、ファンの心の中にずっと生き続けている言葉だし、
またこの言葉によって、たくさんの人が救われたことでしょう。
それこそが、アイドルの一番の価値と呼べるものです。

今、このタイミングでこれを思い起こしたのは、
やはり、はーちん(尾形春水)にも、最後は自分の言葉で、
モーニング娘。として過ごした約4年間の意味を語って欲しいと願うからです。

別にカッコよくなくたっていいんです。
彼女が素直な気持ちを語ることで、おそらく多くのファンやメンバーの気持ちがスッキリする。
それが「後世の財産」になる気がしてます。
はーちんにとっても、モーニング娘。にとっても。

また明日から前向きに過ごしていくために、春ビューを聴こう。


P.S. えりが卒業したら、えりに依存していたさゆはどうなってしまうんだろう。
   さゆ自身は意外とやっていける自信があったけど、周りからはそんな風に見られていた。
  (特にれいなとか)
   そんな時、えりりんがさゆに何気なく言った言葉「さゆなら大丈夫でしょ」
   これが、さゆにどれだけ自信を与えたか。
   正確に言うと、自信はもともとあったけど、それを確信レベルに変えてくれたのが
   えりりんの言葉でした。
  
   人の気持ちを動かすのは、何気ない、ほんのちょっとした言葉だったりする。
   その後の道重さゆみの活躍は周知の通り。