Juice=Juiceのニューシングル『SEXY SEXY』によって、
つんくによる「Juice愛の3部作」が5年越しでついに完成です。
やっぱ、つんくじゃないとね!
そんな「待ってた」感があります。

 

『ロマンスの途中』(2013年)


『イジワルしないで抱きしめてよ』(2013年)

 

『SEXY SEXY』(2018年)


「愛しているわ」と言え!で始まる『ロマンスの途中』は、Juice=Juice流の愛の賛歌。
愛すること、愛されることの喜びを包み隠さず全身で表現するような
ついついClap Handsしたくなる勢いのある曲。

『イジワルしないで抱きしめてよ』は、無償の愛。
ローズクォーツは、情熱と優しさの象徴、つまり与える愛。
この曲のかなとも(金澤朋子)は愛の美の女神アフロディーティ。

そして、今回の『SEXY SEXY』は、『イジワル~』とはまた違った受け身の愛。
より官能的な、倒錯した愛の物語。
「本当の私のこと わかんないよ」
「騙されてくれるくらい 大人の余裕見せて」
男を翻弄するちょっと悪い女だけど、愛に生きる大人の女性。

当然、つんくもJuiceに歌わせるならこういう曲、というのを意識して
作っているし、それに応える実力をJuice=Juiceは身に付けてきています。

Aメロはウィスパーボイスで囁くように、
Bメロから少しずつ本能の赴くままに愛情表現が動きだします。
かりんちゃん(宮本佳林)が歌う「愛は 愛に 愛は 愛を」のフレーズも、
オトナっぽくてグッときますね。

この曲のセンターにいるのはやなみん(梁川奈々美)。
この一年、どんどんビジュアルが進化するやなみんですが、
今作もクールビューティーな魅力を発揮しています。

贅沢を言えば、この曲のやなみんには悪女になって欲しい。
彼女が持っている優等生要素をかき消すくらいに、
なんなら、もっと見下したような冷たい眼でこっちを見てくれていいです。

やなみんに翻弄されたい…。


P.S. かなともも今日のトークショーイベント(渋谷HMV)から復帰。
   4月28日からはホールツアー「~Go ahead SPECIAL~」も待ってますが、
   7人全員で無事完走して欲しい。 
 
   "愛"といえばフュージョン調のこの曲も良い

      

   最後のタヌキw