昨日静岡の生活保護の状況についての講演会に行って参りました

私も仕事柄毎日生保の方と顔を合わせております

中には明らかに不正受給だろ!!と叫びたくなるような
ビッグスクーターで来局したり、明らかにリアルラビットファーのコートにキラキラの宝石だらけの指輪をつけて方もいらっしゃいます

ただ国際的にも見ても国内的に見ても静岡では生保の捕捉率は低いそうです

奈良県警察がホームページにて、「働く能力がありながら収入もないのに仕事もせず一定の住居を持たないでうろついていた男を、軽犯罪法違反で現行犯逮捕」したことを明らかにした。
http://www.narinari.com/Nd/20121119619.html

こんなニュースもあるくらい働かない事に対して色々と問題になってきております

こういった状況になるには色々と理由があります
その中でも身体的、または精神的な疾患
依存症などは我々コメディカルからもフォローできるのではと思っております

リビドー亢進による依存症などは昨年くらいに米雑誌(だったかな!?ソース忘れました)で一般的に啓発されたのも記憶に新しいです


あと問題は金です
医療だけについてですが、経済的な所から見てみると

2年に1度薬価改定、および診療報酬改定が行われております
平たく言えば2年ごとに薬代が安くなっております
それでも国は医療費を削減するためにジェネリックを推奨します

ジェネリックに関しては私は推奨も否定も特にいたしません
一長一短といった認識です

ジェネリックのメリット
・安い!ま~これに限られますが
・剤型や味などに特化してるメーカーも増えてきている
これはコンプライアンスをあげるだけではなく、嚥下困難な人への助けとなる
http://www.neurology-jp.org/Journal/public_pdf/049020090.pdf
このようなスタディもありますが・・・

デメリットに関してはもっと沢山あります
ここでは割愛させていただきます

ここからがようやく本題ですが
医療費を削減するのにジェネリック推奨も結構ですが
新薬の薬価算定方式を見直す必要があるのではと考えております

厳密に言えば新薬ではなく、同じ成分で別の薬剤として発売したケースです
メトグルコなんてのは記憶に新しいと思いますが

てんかんで使うエクセグラン
エクセグラン(成分ゾニサミド) 100mg 33.60円

パーキンソで使うここ数年で発売されたトレリーフ
トレリーフ(成分ゾニサミド) 25mg 1084円

量は1/4!!値段は30倍

リウマトとかもそうですかね
少し違うかもしれませんがシルデナフィルもそんな感じでしょうか
保険適応によって値段の変る不思議な同一成分

ジェネリックより研究開発費かかってないと思われるのですが

低用量ピルを子宮内膜症で保険適応した事により患者の一部負担金(3割)は変らず薬価や約3倍といった事もありました

ま~・・・・そんな感じです

ではでは