日本酒酵母のゲノム解読=味や香りの向上期待-酒総研など
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201109/2011090900816&rel=y&g=soc

これは大変素晴らしいスタディだと思われます
日本酒は良質な米や水がとれる所で作られるイメージがありましたが、
静岡の地酒は大変素晴らしい物が多い

それは静岡酵母という世界に誇れる酵母が静岡にはあるからだそうです
特に静岡の地酒は食事と一緒に楽しむのに向いているお酒と思います。

東日本大震災で東北をはじめ、多くの酒造工場も大きな被害をうけたと聞いております
中には再生産不可能で、お店に出回ってるのが無くなれば二度と味わう事の出来ない日本酒もあるとうかがっております
非常に心が痛みます。

このゲノム解析が更なる飛躍で再現性を可能にしたら、どれだけ素晴らしい事でしょうか

一日千秋の思いで待ちます。

夏は冷や、冬は燗
季節によって違う表情が楽しめるのも日本酒の魅力ですね

日本に生まれてきた事に感謝いたします
しかし
>研究成果は英科学誌DNAリサーチ電子版に掲載された
日本語でソース確認したかった・・・
非常に残念です

ではでは

以下抜粋
日本酒造りに広く使われる酵母の全遺伝情報(ゲノム)を解読したと、酒類総合研究所(広島県東広島市)と製品評価技術基盤機構(東京都渋谷区)が9日発表した。高濃度のアルコール生成や日本酒特有の複雑な味と香りに貢献する遺伝子群の解析成果が、酒類の品質向上や新製品の開発に役立つと期待される。
 日本酒造りに使われる酵母は、種レベルではワイン造りや製パンに使われるのと同じ「サッカロミセス・セレビシエ」だが、菌株レベルでは非常に幅広い。解読対象に選ばれたのは、戦後間もない1946年に長野県の酒造会社で採取され、財団法人日本醸造協会(東京都北区)が頒布している「きょうかい7号」。
 DNA全体の約98%に相当する約1200万塩基対の配列を解読し、生物実験によく使われる同種の酵母と比べたところ、約5%の配列が違っていた。解読データは酒総研と同機構のデータベースで公表され、研究成果は英科学誌DNAリサーチ電子版に掲載された。(2011/09/09-19:40)