医療に関わらず専門としている人にとってごく普通のことも一般の人から見たら認知の低いことは数多くあると思う

現在patient knowledge(患者の知識)が多く求められている。

幸いメタボブームや健康志向などで健康に興味を持つ人が増え、AEDの導入でさらに蘇生率も上がっただろう。


しかしそれでも病気について知らないことも多いだろう。数年前にハ○ンケアがししおどしを使ったCMで今まで尿漏れは年のせいだろうと諦めていた老人を多く救った。


年のせい、体質のせいと諦めている疾患が他に多数あると思われる。


おはずかしながら私も体質と学生までは諦めていましたが、現在はIBSとしてコロネル、最近ではイリボーをありがたく服用させていただいております。

決してお酒の飲み過ぎではありません

最近個人的に興味があるのはAD/HD(Attention Deficit /Hyperactivity Disorder)注意欠陥・多動性障害ですね

これはその子の性格だろうと思って受診もなかなかされていないのでは?と疑問に思ってましたが最近では学校の先生などが正しい知識を持って保護者などに相談するそうですね。

トラブルにならなければよいですが

幸い手続きのいらない薬剤も収載されたので医療機関としても非常にありがたい話です


今まで体質に悩んでた方はぜひ相談してみてはいかがでしょうか


もしかしたら一般的な病気で治療法や薬があるものもあるかもしれません。

もっとも今回の肺炎の予防接種などについては厚労省の声かけが足りていなかったと思われます。

patient knowledgeは個人責任ではなく、きちんとした機関が情報提供することで初めて認知されるのでは

更にはメディアもと言いたいところですがメディアの方々は情報操作が大変お上手で客観的かつ正確な情報が届かないのが非常に残念です。


さて、久し振りにまじめな日記を書いたら疲れてきました。






以下抜粋

万有製薬や全国老人保健施設協会などが発足させた「肺炎予防推進プロジェクト」は8月24日、高齢者のインフルエンザと肺炎に関する意識調査の結果を発表した。インフルエンザの予防接種については認知度が99%を超えた一方で、肺炎の予防接種の認知度は4割に満たないことが明らかになった。  調査は今年7月から8月にかけて、65-84歳の高齢者330人と、65歳以上の高齢者を親に持つ40歳代と50歳代の319人の計649人を対象に実施した。  調査結果によると、インフルエンザの予防接種の認知度は、「確かに知っている」が90.3%、「聞いたことがある」が9.1%となり、合わせて99%を超えた。一方で、肺炎の予防接種(肺炎球菌ワクチン)の認知度は、「確かに知っている」が14.2%で、「聞いたことがある」の21.7%を合わせても4割に満たなかった。  また、肺炎のイメージについての質問では、「肺炎は高齢者にとって怖い」が76.1%だったが、「肺炎は予防可能な病気である」は18.3%にとどまった。「肺炎はうがいや手洗いで予防可能」「肺炎はマスクの着用で予防可能」はそれぞれ1割に満たなかった。  同プロジェクトの顧問で、日本医科大学呼吸ケアクリニック所長の木田厚瑞氏は、高齢者の市中型肺炎は風邪やインフルエンザの後に発症することが多く、約3割は肺炎球菌による感染と指摘した上で、「手洗いやうがいの励行など日常生活を工夫すること、かかっても重症化しないようにあらかじめワクチンの接種をしておくことも大切」としている。  同プロジェクトでは、肺炎球菌感染症についての問い合わせに対応するコールセンターを同日から来年3月23日まで開設。また、一般向けの啓発イベントやウェブサイトでの情報提供などを行う予定だ。