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「ウィリアムズ症候群」で検索され、こちらにいらしゃったかたへ。
このブログ以降、息子の記録は続いています。
息子より小さいウィリーちゃんの親御さんや、ウィリーちゃんと関わる方々の
参考・・・なんて大それたものではありませんが、
そういう意味もあります。
ただ、私自身の記録という点もあり、
個人情報も多々載せております。
息子の今後を考えて、アメンバー限定公開にてアップ中です。
ウィリアムズ症候群つながりのアメンバーさん大歓迎ですので、
ご面倒だとは思いますが、アメンバー申請していただけるとありがたいです。
(2014.01 にょんによる追記)
↓↓↓
私は仕事柄、子供と接する機会が多かったので、
生徒が我が子!みたいな気持ちでおりましたが、
いざ結婚したらやはり我が子がほしくなりました。
私、恥ずかしながらカミングアウト。
生まれながらの稀発月経。
結婚後、それまで通院していた婦人科から別の産婦人科に変えて、
不妊治療を受けました。
1年半くらいしたころ、
主治医のススメで、お薬を中断しました。
心身共に休息を、とのことで…。
で、結果、それまでお薬で定期的にきていたものがぱったり止まり。
それまでにも時々ずれることもあって、その度に妊娠検査薬を試し、
ことごとくマイナスで落ち込んでいたのですが、
なんと、陽性反応……
あ り え な い
と、当時旦那と二人でハマっていた、
モッツァレラチーズと玉ねぎとトマトのイタリアンサラダを作るのに
玉ねぎをスライサーでシャッシャッ!とスライスしながら考えていたら、
数日後に生徒向けにコンサートを控えていたにも関わらず、
右手小指もスライス( ̄□ ̄;)!!
大出血で、夜間外来で止血してもらう、という事件がありましたが、
後日産婦人科受診したら
「おめでとう」
と、先生に言われまして。
無事、息子がお腹に宿りました。
つわりもそれほどひどくなく、
極めて順調と思われましたが、
妊娠7ヶ月ごろから、主治医が唸りだしまして。
お腹のなかで息子か育っていない、と…
8ヶ月。NICUのある総合病院へ転院。
胎内児発達遅延で入院。
2週間あまりで退院。
その後9ヶ月で逆子に。
帝王切開のための入院前日に、逆子だったはずの息子が戻り、
手術取り止め。
予定日から1週間後、誘発のため管理入院。
誘発しても、全く産まれる気配ゼロ。
誘発剤の点滴しながら、産気付くようにと院内を散歩。
声をかけてくださる方々に
「早くお母さんになりた~い(´Д`)」
といいながら…
過期産に当たるその日に、ようやく産気付いたものの、
息子、心音低下。時々止まる。
「あら、この子頭が変に引っ掛かっちゃってる。これでは出られないね」
という主治医の一言で、結局帝王切開に切り替わり。
手術室に入って麻酔をして、
まだちゃんとかかってないのに…
麻酔、膝上までしかきてなかったのに…
「このままだったら赤ちゃん死んじゃうから、ちょっと我慢してね」
って…………
サクサクっと…
き ら れ た ………………
そんな出産でした。
まさしく阿鼻叫喚。
息子の産声は、私の叫び声でほぼかき消され、
ほとんど聞こえませんでした………。
無事生まれた大事な息子、
退院時診察で判明した心雑音。
すぐさま大学病院に紹介状を書かれました。
でも、幸い軽度で半年に1度経過観察になりました。
首座り、お座りは、いわゆる健常児の発達を見せた息子でしたが、
それ以降がなかなか見られませんでした。
何より、
生まれてすぐから、起きている間は泣きすぎる。
おっぱいを飲むか、泣くか。
ご機嫌な時間が、ない。
とにかく寝ない。
眠いのに眠れず泣き続ける。
基本おっぱいを飲みながらじゃないと寝ないのだけど、
お腹が一杯でおっぱいを含んではいられず、不機嫌になり…
夏の暑い時期に、息子を抱っこして旦那と交代で階段の上り降りをし、
力尽きる直前でおっぱい含ませて添い寝をする…という方法で、
生後8ヶ月くらいまでやりすごした夜。
でも、私にとっては第1子。
赤ちゃんはこんなもの、と思うしかなくて。
でも、なんか他の子とは違う?とうすうす感じてはいたのです。
1歳時健診。
ハイハイが前に進めていないのは息子だけ。
1歳半健診。歩けないのは息子だけ………
そこで初めて、小児科発達医に相談しに行ったところ、
呼ばれたのは息子の心雑音を見つけてくれた先生のもとで。
「発達の遅れと片付ける前に、お話しないといけません。
ウィリアムズ症候群、って、聞いたことありますか?」
はい、告知。
次回予告。
「染色体検査と幼児期。」