AKB48の組閣が12周年を機に行われましたが、姉妹グループ所属のメンバーは全員兼任解除となり、チーム8に所属しているメンバー全員がチーム8とそれぞれのチームと兼任という形になりました。

形だけみれば純AKBという形になったなと思いますが、柏木由紀と岡田奈々が姉妹グループと兼任している状態はそのまま。

今回の組閣は本店支店分断化への第一歩に過ぎないという事が言えそうです。


今回の組閣で気になった点は2つ。

1.チーム8メンバーの全員兼任はトヨタの意向?

ある48Gファンの方がブログで「今回の組閣はトヨタの意向に沿ったものであると思う」と仰ってましたが、それはほぼ間違いないなと思ってます。

というのも、チーム8のスポンサーでもあるトヨタ自動車はチーム8の活動には大黒柱となる存在のスポンサー。

トヨタがスポンサーから降りたらチーム8自体が終わってしまうので、運営もスポンサーのトヨタに逆らえなかったのは間違いないでしょう。

チーム8は従来のAKB48とコンセプトが違うとはいえ、ようやく芽が出てきた逸材揃い。

運営としても手放すわけにはいかないでしょう。

今回の組閣とトヨタの意向との因果関係は不明な点もありますが、運営がトヨタに逆らえなかった事は間違いないとみていいと思います。

チーム8のメンバーは全員自分の地元に住みながらの活動で、兼任になってからもそれは変わらないはず。

メンバーの負担は大きくなる可能性はあるけど、チーム8メンバーが鍵を握っているのは間違いないので、頑張ってほしい。


2.岡部麟のチームAキャプテン就任。

今回の組閣でもう一つ気になったのが岡部麟のチームAキャプテン就任ですね。

岡部麟はチーム8の茨城県代表として活動しているので、今回の組閣でチームAのキャプテンに就任した事には驚きを隠せないわけですが、ちょっとチームAは心配かなって感じがします。

チームAと兼任する8メンバーからすると、岡部麟のキャプテン就任で活動そのものはしやすくなりますが、従来のAKBとして活動してきたメンバーからすると「何で?」って想いもどこかしらあるように思います。

早くもまとめサイトでは「抗争勃発」みたいな記事が出てますけど、ちょっと岡部麟のチームAキャプテン就任はリスクが高いように思いますね。

まぁ、チームAには総監督の横山由依もいるので、新キャプテンの岡部麟を上手いことサポートしていってもらえたらなと思います。


あとのチームは込山榛香、高橋朱里、村山彩希と従来のAKB48所属のメンバーが務めるので問題は無いかと思います。

村山彩希もチーム4キャプテン就任を機に毎年のように拒否している選抜総選挙に出る決意をしてほしいところですな。

今回の組閣が純AKBのきっかけになる感もありますが、選抜メンバーやセンターという事になると、48G運営の経営形態、キングレコード、スポンサー、メンバーの所属事務所などの意向や事情を踏まえると、姉妹グループのメンバーが選抜に入るというスタンスはまだまだ変わらないのではとみています。

選抜メンバーやセンターを純AKBにするには48G全体の運営形態見直しや改革が必要になると思うので、実現にはまだまだ時間がかかると思った方が良いでしょう。

ミリオンに拘る必要がないのはヲタの言う通りなんだけど、今の運営のやり方ではミリオンを出さないと採算が合わない可能性が高いと思われるので、次に取り組むべき改革は運営の経営体制見直しであると思います。

ヲタは古参メンバーの卒業を再三にわたり迫ってますが、改革には順番があり、その順番を間違ったら48G全体が大変なことになるので、改革の順番を理解して慎重に見守る事もヲタのやるべき事なのではないかと思います。