美誠ママの思うこと | 西ナンバ卓球センターブログ

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店長小寺のブログです。
毎週更新するつもりです!

伊藤美誠ちゃんのお母さんが拡散してほしいと文章を送ってくれたので


ブログに載せます。





未成年アスリートそしてスポーツ報道の在り方について今の変な当たり前を変えていきませんか?
ちょうど先日、女子サッカーでも、なでしこジャパンの佐々木則夫監督がスポーツ紙の記事について、残念な思いを述べられていましたね。
負けた時にゴシップのような内容の記事を書くのがスポーツ新聞じゃないと思う。もっと中身の濃い記事を、というようなご指摘だったようですけれども、私もこのご意見にまったく同感です。

確かにアスリートは試合に勝ってなんぼですが、「勝負」という文字通り、勝つ時もあれば負ける時もあります。そして、勝った試合から学ぶものもあれば、負けた試合から学ぶものも大きい。とりわけ負けた時には敗因を客観的に分析して問題点を洗い出し、課題を明らかにしてプレーを磨いていきます。

それなのに、スポーツの真実を伝えるはずのメディアが、なぜねじ曲がったゴシップ記事にペンを走らせるのか? 理解に苦しみます。
最近サッカー会でも記者の動きや記事のあり方について、物議をかもしだしていますね!
私が素直に感じたことは、
大人のただ、雑誌の売り上げを伸ばしたい。
それだけに感じました。
本物の記者魂というのは、違うと思います。
取材対象とじっくり接し、その人が言いたいことを記事にする。
いままで、たまたまメンタルが強い方たちが記事になってきたからよかったものの、これが少しでも心の弱い子だったら、

① 頑張っているのに、こんなことを書かれてと気にして命を絶つ

② 頑張ることが、こんな事になるなら、もう、競技をやめたほうがいいのでは、と競技の中止

③ 周りの方たちへの不信感から、引きこもり

2020年東京五輪に向けて、日本はメダルを多数獲得することを目指しています。
そして、その時主役になってくるのはどの競技でも、いま強化指定になっているのは未成年アスリートです。
その未成年アスリートが東京五輪で活躍していくために、いま頑張っています。
しかし、ルール無視の心ない記者の記事によって、報道によって、潰れていく未成年アスリートは増えていく危険は、ゼロではありません。
絶対にあってはならないし、未成年アスリートは守られなければいけません。
国民を感動の渦に巻き込んだアスリートが、未成年でありながら、自分の身辺を調べられ、国民に公表されることがあってはならないのです。
本人に会ったこともない記者が本人の事を書き上げる、そして本人がその記事を止めることができないのは、大変危険なことです。
子供たちはこんな社会にした大人たちに、どれだけの不安と不信感を持つでしょうか。

そして、その本人というのは、未成年アスリートです。
人気が出たらプライバシーが本人の意図しない形で公表されて当たり前という世の中を変えなければ、2020年の東京五輪の成功はないと思います。
私は必ず日本が金メダルを取るために娘を厳しく育てあげました。
どうか、子供たちを守ってほしい!
周りの方たちに守られているという安心感の中、思い切りプレーさせてあげたい!
2020年東京五輪成功をおさめるために!

この想いが、熱いみなさんの間を通り抜け、アスリートを救ってくれるスポーツ庁にとどきますように!!!