気温が下がってきたので
ウイスキーが常温でもおいしくなってきました。
やはりピーティーなものが好きなのでしょう。
最近は余市がとてつもなく好きです。
今月末からニッカの創業者
竹鶴政孝のドラマが始まることもあって
何かとニッカウヰスキーを飲んでます。
ニッカと言えばカフェ式連続式蒸溜機ですが
ニッカのカフェモルトはやはり絶品だと思います。
余市は石炭直火蒸溜ですがこれもまたうまい。
冬が待ち遠しいですね!
タイトルの関西学生リーグが終わりましたが
関学、ほんとに惜しかった。
優勝した立命に勝ち
最終日、順位が下の龍大に勝てば45年ぶりの優勝。
平常ならば関学の勝利を疑いませんが
もちろん45年ぶりというプレッシャーや不意の出来事もあります。
しかしそれも、これ以上なく本人たちが分かっていて
神経を真綿で包むように、精神的な準備を行っています。
実力的には申し分なく、チャンスも十分にあった。
何が足りなかったのでしょう。
色々あると思いますが、一番は
経験
だと思いました。
優勝経験のないチームが優勝することの難しさ。
「未経験」という魔物が
それまでの自信を蚕食していく様は
卓球の試合で何度も何度も見ました。
今度もその蚕食を目の当たりにして
目を覆いたくなりました。
負けたあと
恒常性という言葉が頭をよぎりました。
人は自分の心地よい場所を無意識に作ります。
ここ数季連続で3位だった関学にも
その恒常性が働いたのかもしれません。
本当に優勝できるのか…
という気持ちは
ひょっとしたら勝ちが見えていたときに
選手の心の水面下で揺らいでいたのではないかとも思います。
もし連続で優勝しているチームなら
勝ちが見えてきたときに
予定通り
という気持ちになることが多いです。
もちろんその気持ちが裏目に出ることもありますが。
人は予定通りに行くことに心地よさを感じます。
未経験のことは
いくら目指していようとも
予定通りではありません。
この人間の本能である恒常性を越える何かを
試合の瞬間に解き放った時
新たな道が開けるでしょう。
ともあれ、3位から2位になりました。
次こそは優勝を目指してほしいですね。