昨日は同窓会があって
その帰りに梅田を通った時
歌うたい
のおじさんがギター弾いて歌ってました。
阪急百貨店のシャッターの前ですね~
これがまた
激ウマ
でした。
最初は声が枯れてたように聞こえたけど
歌いこまれて燻された声だとわかり
それよりもギターのうまさに驚きました。
かなりの人が足を止めて聞き惚れてました。
氷の世界をリクエストして歌ってもらいました。
たぶんもともとギタリストやったんでしょう。
僕も学生時代はギター1本担いで
日本中いろんなところで歌ってました。
京都が拠点でしたが
ヒッチハイクで日本のあちこちで歌ったり
原付で東日本一周してあちこちで歌ったり
旅が好きでしたね。
旅はいいですよ~
旅は旅行とは違います。
英語で言うと
トラベル
と
ジャーニー
みたいな違いです。
旅行は行く先があります。
ハワイとかヨーロッパとか。
旅は行く先がありません。
放浪が目的なんですねー。
だから目的地も決めずに
まずは看板持って
ヒッチハイク
んでとりあえずついたところで歌う。
そうすると
歌ってたら友達できたり
見ず知らずの僕を泊めてくれたり
同じように旅してる人と意気投合して遊んだり
旅ならではの出会いがたくさんあるんですね~
飲み屋街で
地べたに座って
スーツの人や
酔っぱらってる人や
カップルを
歌いながら見上げていると
色んなことを考えさせられます。
俗世の喧騒を
すごく遠く離れたところから見てるようで
行き交う人々のすれ違いや
気持ちの交錯が伝わってくるようで
儚い気持ちになります。
儚いっていう字は
人の夢って書くんですねー。
人の夢と書いて「儚い」
誰が考えたんやろ。
しかし
歌はいいですね。
人間の生み出した文化の極みだと思います。
忙しい現代人だからこそ
ゆっくりと
いい歌を
聞く時間が必要に思います。
こでら

