ゆっくり秋
の深まる今日この頃です。
ご訪問ありがとうございます。金太郎飴を目指す☆とみとみです。
朝晩このように肌寒くなると、つい、昔話をしたくなるようです(笑)。
実は昔のわたしは、「嫌いな人なんていない」と言ってのける人でした。
実際にそう思って、そんな自己像を抱いていたのでした。
友達(クラスメイト)「昨日さぁ、商店街で気持ち悪い人見ちゃった~
」
友達(クラスメイト)「なになに~(笑)??」
わたし「・・・・
」
友達(クラスメイト)「人の顔見てニヤニヤしてんの! キモいおやじ~!」
友達(クラスメイト)「きもーーーい!」
わたし「え、でもでもでもさぁ~。何か嬉しいことがあったのかもしれないじゃん?」
「たまたま目が合っちゃっただけかもしれないよ?」
友達(クラスメイト)「絶対違~う! こっち見てたもん!」
・・・と、こんな中高生時代を送り、そのまま社会人になりました。
そしてとうとう(やっと)、しっぺ返しがきたのです。
「え? しっぺ返し、ってことは・・・
嫌いな人がいないって良くないことなん!?」 って?
良くないかどうかは、皆さまそれぞれで決めてくださいね(笑)。
さて、しっぺ返しはわたしが「気がつける」まで何度も起こりました。
わたしを「落とし入れ」たり「裏切っ」たり、悪意を露わにする人間が、
手を変え品を変え、姿かたちも変わって、現れました。
まるで「ほら、こんなにも嫌ぁ~な人間が本当にいるんだよ」と、
運命が囁いているみたいに(笑)。
それでもわたしは「悪意はあくまでもその人の一部分だから」と自分に言い聞かせ、
「悪意」を美しいパステルカラーで塗り潰していました。
配役が変わった何度目かに、やっと、
わたしは怒ることを自分に許しました。
憎むことを赦しました。
その出来事を思い出すと身体が震えるほどの憎しみを知りました。
人間の(=自分の)負の部分、影の部分、
未熟な部分を、何の着色もせずに見ることを受け入れました。
ゆっくりと ![]()
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それらは、わたしが自分に封印していた感情でした。
見えていたはずなのに綺麗な色で誤魔化していたのです。
赦しの期間、古い友人の言葉が蘇りました。
ナントカという画家の絵画は「美しいけれど人間がいない」、
・・・そんなつぶやきが心のどこかに残っていました。
わたしは自分がやっと人間らしい人間になった手応えを感じました。
明るいパステルカラーしか知らなかった自分より、
黒や灰色やブラウンや、名前も分からない混沌とした色・・・
それらを持っている自分の方が好き。
今でもわたしはあのクラスメイトに同じ言葉を言うでしょう。
でも、あの頃とは意味がまったく違います。
今では好き嫌いができて、それを表現するようになりました。
でもそれも、あの頃「嫌だ」と言える自分がいたとして、
そんな自分ともちょっぴり違います![]()
なぜなら「色いろ」に囲まれて、とても幸せだからです![]()