あれもこれも、割りと器用にできる、
その器用さが自分の「ウリ」と思っている人、多いですよね。





でも、そういう人に限って
「で、なんのプロなの?」と聞かれると答えに困るものです。




会社も、個人事業も、
転職もそうで、
「何かが飛び抜けてる」ほうが注目されやすいと思います。





では、自分のどこに専門性があるのか。
自分のことは意外と自分ではわからないもの。






考えるヒントは
「あなたがいなくなったら困るよ」
と誰が言ってくれるか。
何をやることで、「代わりはいない」と思われてるか。





それが見当たらない、
となると(誰かに代わっても足りる、となると)
結局、自分に専門性が培われてない、ということになります。





最近、身近であったことですが
その営業事務の女性は、
毎日1時間、ひたすら過去リストに電話をかけていました。
それ以外の時間は入力を手伝ったり、ファイリングをしたり、ネットサーフィンをしたりです。
2年過ぎ、彼女は仕事を辞めました。





営業成績はガタ落ち。
同じように「毎日」電話できる人がいません。





彼女は電話をかけるプロだった(プロに育った)のでした。




なんだかカッコいいですよね。
「いなくなったら困るよ」
仕事をするあなたの目標もそうじゃありませんか?