
上の画像、何だかおわかりでしょうか?
実は、歩道の整備のために伐採された木があった場所の風景なのですが、
よく見るとフェンスにいくつもの枝が残されています。
どうして取り除かなかったのだろうと一瞬不思議に思うのですが、
近づいてみてハッとしました。
取り除きたくても取り除けなかったのです。


フェンスにめり込むように完全に絡み付いています。
場所によっては、どうしてこれ程までになっているのかと
驚くような状態になっています。
どれだけの年月をかけてこうなったのかわかりませんが、
これを取り除こうとしたらフェンスを壊すことに等しいと
そう感じて諦めたのでしょう。
しかしながら、これは蔓ではなくて枝ですからね。
幹線道路の脇でこれほどまでの生命力をもって育っていた木に
恐ろしいくらいの生命力を感じました。
追伸:
その後しばらくして、フェンスごと撤去されていました。