Macユーザーの方ならなじみ深いフォント「ヒラギノ角ゴシック」。
その「ヒラギノ角ゴシック」が、高速道路の案内標識の標準フォントになることが
正式に決定したようです。
一般の消費者の方は、こういった道路標識のフォントを普段気にされることはないと思いますが、
デザイナーの意識としては、文字の一部のちょっとした太さや留め払いの形で
全体の印象が大きく変わってくるので、かなり苦労するところではないかと察します。
これまでは、部分的に強調したり、省略文字にするなどの
パッと見の印象を優先した「公団フォント」と呼ばれる独自のものだったらしいのですが、
そのオリジナルの開発者がすでに亡くなっていることもあって
現状、統一性に欠ける状態になっていたとのことです。
高速道路の開通以来、フォントの変更は今回が初めてということにちょっと驚きましたが、
今後、順次新しくなっていくみたいですので、高速道路をご利用の際には
ちょっと意識して見ると面白いかも知れません。