久しぶりに「彫刻の森美術館」へ行ってきました。
ここは、僕が最も好きな美術館である「美ヶ原高原美術館」とは姉妹美術館であり、
パブロ・ピカソ、ヘンリー・ムーアといった、これまた好きなアーチストの作品が並んでいて
何度来ても楽しめる場所です。
「彫刻も生活の一部である...」「彫刻の背景として空以上にふさわしいものはない...」と
ヘンリー・ムーア氏が語っているように、
ここにある作品を見ていると、それらはまさに自然の一部となっていて、
風雨にさらされて変化していくさまも含めて作品であり、
それらが自然の中に存在しているということがとても心地よく感じます。
自然に包まれているということもありますが、
ここに来ると、本当に心が穏やかになり気持ちが落ち着きます。

こういった雰囲気も作品の一部ですね。

ヘンリー・ムーア作「横たわる像:アーチ状の足」。なぜだか心地いい有機的な造形。





代ゼミ時代にお世話になった先生のひとり、安藤泉さんの作品「勢塊」。

美術館の出入り口付近にいた猫。声をかけると寄って来ました。

箱根湯本駅近くの「あじさい橋」から上流方向を眺める。

同じく、下流方向を眺める。今の時期は「蛍」が見れるみたいです。
箱根は、都内からだとふらっと行って来れていいですね。
でも、少し遠くても、電車で行けなくても、「美ヶ原高原美術館」も捨てがたいです。
標高2,000mの雄大な景色に包まれた心地よさは素晴らしいものがありますし、
楽しめる時期も短いので、招待券がなくてもチャンスがあったらまた是非行きたいところです。