第19回ショパンコンクール予備予選始まってます! | ポーランド暮らしのヨーロッパ贔屓旅行記〜時々アジア〜

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ドイツの田舎暮らし、ベトナムの首都ハノイ生活を経て、今は昔からの夢を叶え、大好きなポーランドに住んでいます。
主に自分の備忘録、これから旅する人のためになれば…と旅行記を綴っています。

私が延長して今年もポーランドに残る事にしたのはショパンコンクールのためです。


10回は旅行でポーランドを訪れていたけど、仕事柄10月に長期休暇を取るのは難しく、日本にいた時もベトナムに住んでいた時もその時期にポーランドに来られる事がありませんでした。

そのためいつかポーランドに住んでショパンコンクールを生で聴きたいと思っていたのです。





ショパンコンクールは10月の本選だけでなく、4月に予備予選が行われている事を前回の2021年大会の時に知りました。


この時期は有休が取りやすい時期なので例年旅行に行っているのですが、今年はたまたま少し遅目に取り始める事にしていたので、予備予選前半に行く事が出来ました。


こちらから日程や演奏者を見る事ができます。

https://storage.nifc.pl/web_files/_plik/file_manager/files/577668_harmonogram_eliminacji_pl_eng_V2.pdf


今回は4月23日(水)から5月4日(日)まで行われます。

最初はいつ誰が演奏するのか分からない状況で、自分の仕事のスケジュールだけを考えてチケットを取ったのですが、演奏者が発表されてから追加でも取りました🤭その結果4日連続に。昨日は午前午後両方だったので、一日中入り浸っておりました。




チケットは事前にこちらから購入できます。


しかし、例えば今日の分は


no ticketsとなっていますが、ここ数日見ている感じ、実際には空席も沢山あり、当日券も販売されているため、ネットで購入出来なくても会場で当日券を購入する事が出来ると思います。

私は今日で4日目、昨日までに3日間行きましたが毎回当日券を購入する短い列ができていました。


ブレているのですが😓クロークの隣にあるこちらの窓口で購入できます。

(予備予選は会場がChamber Hallになっています。その為クロークと窓口の位置関係がこうなのですが、Philharmonieのホールの方では窓口の場所が異なります)


窓口の横にはこの様な画面があり、その日のピアニストが書かれています。

こちら、事前に↑のウェブサイトで見たピアニストと少し変わっている時があります。

私も1人聴きたかったピアニストがいたのですが、その人のインスタで、予備予選前日に日本でコンサートをする情報を見ました。

コンサートの翌日にワルシャワまで来て演奏出来るのかな⁈と思っていたら、その方は予備予選にいませんでした。

その代わりに全然順番と違う他の方が演奏されていたので、その方が棄権されたのかは分かりませんが、日にちの変更もあり得るんだなと。

この3日間で数人事前情報と違う順番になっている事がありました。


Philharmonieの入り口とは真逆にあります。

本選はPhilharmonieの方で行われます。



審査員やピアニストの詳細が載っている本。30zlです。


他にもグッズがありました。



予選なのでホールは小さめ。


審査員席の前後は座れなくなっています。


そして、多分ですが、当日券を買った人は始まるギリギリまで通路で待っていて、始まる直前に誰も座らないと分かった席に座わる感じでした。

もしかしたら当日券でも席を指定されているけどより良い席に座ろうとしてそうしているのか、、、

でも会場の係の人も素早く空席を見つけてそこに座ってと案内していたので、当日券は席は決まっていなくて空いている席に自由に座る流れなのかな?と思いました。

また、チケットを事前に買っている人でも様子を見て席を移動していました。


そんな感じで、ネットで買えないからと諦めなくても会場に行けば意外と何とかなるもんなんだなと思いました。


昨日はハオラオさんが演奏されるとの事でチケットを追加購入したのですが、本当に素晴らしい演奏で、いまだに余韻に浸っています…☺️


皆さん素敵な演奏を聴かせてくださったのですが、この予選で半分に減らされるそうです。。