【備蓄(食料)NEWS】避難所でも食事制限 腎臓病患者へ非常食を | 「非常食」や「保存食」を買う前に!【失敗しない】食料備蓄の賢いやり方~買い置き習慣のすすめ~

【備蓄(食料)NEWS】避難所でも食事制限 腎臓病患者へ非常食を

避難所でも食事制限 腎臓病患者へ非常食を

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2011042102000097.html
(東京新聞)

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今まで、一般家庭用に買い置き備蓄を提案しておりましたが

食事制限が必要な方の備蓄・非常食というのも
ひとつのテーマになってきそうです

私は医師の資格を持っているわけではないので
無責任なことはいえませんが

甘いものや塩分がNGであれば
酸味・辛味で味付けをすることになると思いますので
備蓄のラインナップに、お酢をくわえるとよいのではないでしょうか?

もちろん、お酢の品質等にこだわることをお忘れなく

ただ、単に備蓄をすればよいというわけではなく

食料備蓄の必要性を理解して
優先順位を考えて取り組んでください



食糧備蓄で大切な3つのポイント




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東日本大震災から四十日余。避難所への食料供給は安定しつつあるが、食事制限のある人には不向きな食品もあり、病気を悪化させる人が出ている。そんな中、低タンパク質のアルファ化米(保存・非常用に乾燥させた加工米)が、腎臓病患者らに喜ばれている。二〇〇四年の中越地震をきっかけに、新潟県で誕生した。 


◆低タンパク質の「はんぶん米」

 腎臓病患者は、タンパク質や塩分、カリウムの摂取を抑える必要がある一方、一定のカロリーが必要。日ごろは、低タンパク質の米を主食にしたり、野菜をゆでこぼしてカリウムを減らしたりするなど、食事に気をつけている。

 避難所で配られるカップ麺やおにぎりは、食事制限のある人には不向き。湯や水を注ぐだけで食べられる一般のアルファ化米は味付きが多く、塩分やカリウムに制限がある人は、あまり食べられない。

 新潟県長岡市の農家らでつくる有限会社「エコ・ライス新潟」は、保存・非常食として、腎臓病患者向けのアルファ化米「はんぶん米」を製造している。

 使用する米は、タンパク質の摂取制限を必要とする人たちの常食米として開発された品種「春陽」。人に吸収されやすいタンパク質の量が、普通の米に比べ半分程度という。

はんぶん米は、炊飯した米を一度洗い流してカリウムやリンを減らした上で乾燥させており、一食分ずつ袋詰めする


春陽を原料にしているはんぶん米も、「タンパク質半分」などと表示できず、「カラダにやさしい保存食」と表示するだけ。消費者庁は「病気の方向けなので、基準を厳しくせざるを得ない」と話す。