こんにちは
アニマルヒーリングアーティストのYoshikoです。
現在、ペットロスの方やペットの介護をされている方のサポートの一環として、ペットの肖像画に、その子からのメッセージを添えて、保護者さんにお届けしています。
ご覧のとおり、私が描く肖像画(Portrait)は、その子の毛色で描くことはほとんどありません。
目の色もオレンジ色や、ピンク色などさまざま。
なぜ、こんな不思議な色になっているかというと、テレパシーでその子と繋がったときに感じた色や、その子からの「この色にしてね」というリクエストを元に描いているからです。
選んだ色は、その子の本質を表現していたり、保護者さんが大好きな色だったり、その子自身が好きな色だったりと、さまざまなケースがあります。
ポーズや表情にも、その子の意見や個性(本質)が反映されています。
そう…見たままの姿ではなく「魂(Spirit)を映し出した肖像画(Portrait)」なんです。
アニマルコミュニケーターとして、その子の本質をしっかりと捉えられるから、描ける肖像画だと思っています。
お客さまからは
「写真以上に、あの子の存在を感じます」
「間違いなく、あの子です」
「絵を見るたび、元気だったころの姿や想い出が鮮やかに蘇ります」
「更に愛しくなりました」
などのご感想をいただいています。
そもそも、私がペットの肖像画を描くようになったのは、自身のペットロス体験がきっかけです。
2009年に愛猫とお別れした私は、激しい後悔と自責の念、他責の念、そして悲しみや喪失感など、たくさんの感情を抱えたまま、過ごしていました。
大好きだったラウリー。18歳11ヶ月14日でお空へ還りました。
どうすれば、この苦しい気持ちが和らぐんだろう?
そのとき浮かんだのが、ラウリーを描くことでした。
子どもの頃は絵を描くのが大好きで、毎日と言っていいくらい絵を描いていた私。
でも、大人になってからは絵を描くことからは遠のいていました。
そんな私ですが「ラウリーを描かなきゃ」という思いはどんどん強くなり、オイルバーという油絵具を使って1枚の絵を描きました。
初めて描いた肖像画は、ラウリーの毛色、目の色のまま。私がアニマルコミュニケーションを知らなかった頃です。
ラウリーの姿を描くことと、完成したこの絵を見ることで、私の気持ちは少しずつ楽になっていきました。
「ラウリー、笑ってる」
アニマルコミュニケーションを知らなかった当時の私でも、お別れしたラウリーをしっかりと感じることができた瞬間でした。
ラウリーと暮らしていた頃の、私の口癖は「ラウリー、いつも一緒だよ!いつまでも一緒だからね!」
ラウリーが体調を崩し、病院での治療の日々が続くようになってからは、毎日祈るような気持ちでこの言葉を繰り返していました。
「いつまでも一緒だよね?」
でも、お別れは突然やって来ました。
急変したラウリーは、奇跡を信じて入院させた病院で息を引き取りました。
せめてもの救いは、ちょうど私が病院へ電話をかけて、主治医の先生が様子を見に行ってくださったときに息を引き取ったこと。
ひとりぼっちで旅立ったんじゃない。
でも看取ってあげられなかった。
ここから始まった私のペットロス。
絵を描いて、一気に心の痛みが和らいだわけではありませんが、亡くなったラウリーが戻ってきてくれた気がしました。
その後、新たに迎えた子たちの元気な姿を、絵として留めておきたい。
そう思って、次々と肖像画を描いていきました。
その後、肖像画を描いた中の数匹はお空へ還りました。
ラウリーのとき同様、お空へ還ってから描いた子たちもいます。
今は、その子たちの肖像画を見るたび、撫でたときの毛のしなやかさ、ひんやりとしたお鼻、お返事するときの声や仕草、私を見つめる瞳など、リアルに思い出し、感じることができます。
絵を描くことで、少しずつペットロスから回復していった私ですが、ラウリーとお別れしてからの数年間は、ラウリーを思い出すたび、号泣していました。
その後、アニマルコミュニケーションを学び、ラウリーとお話しすることで、号泣してラウリーの想い出話ができない状態から、泣きながらも笑顔を交えつつ、想い出話ができるようになりました。
アニマルコミュニケーションを学び始めたのは「新しくお迎えした子たちの気持ち、思っていることを理解できるようになりたい」という思いからでした。
でも、練習を重ねて行くうちに、私と同じような気持ちを抱えた方のお手伝いがしたいと思うようになりました。
そして、スキルアップのために参加したIIAC(国際アニマルコミュニケーションスクール)のWSで出逢ったMさんの「ねぇ、うちの子の絵も描いてくれない?」という一言が、Spirit Portrait(魂の肖像画) 誕生のきっかけとなりました。
初めてご注文頂いて描いた肖像画です。そういえばこの子も白黒ねこさん。
WS、そしてプロ養成コースでキャロル・ガーニー先生に教えていただき、「動物の本質(魂)をしっかり捉える」スキルがアップしていきました。
このスキルと、その他の「感情や思考を受け取る」、「イメージを受け取る」などのスキルが、絵と組み合わさることで、私の肖像画(Spirit Portrait)は出来ています。
大好きだった子とお別れして辛いのは、姿が見えない、触れられない…と、その子をリアルに感じることができないのが、理由のひとつではないでしょうか。
ペットロスの方の悲しみを癒すために、その子そっくりのぬいぐるみを作ってくれるサービスもありますね。
ぬいぐるみを抱きしめることは、とても大きな癒しになると思います。
私の肖像画は、実際に毛並みに触れること、抱きしめることはできませんが、心でその子をしっかりと抱きしめるお手伝いはできます。
現在、お別れした子だけではなく、今一緒に暮らしている子たちの肖像画もお届けしています。
いずれの場合も、保護者さんからその子へのメッセージをお預かりし、その子にお伝えしています。
そして、その子からのお返事を肖像画に添えてお届けしています。
もし、私の肖像画に興味を持っていただけましたら、下記のメニューより、現在ご提供中のメニュー一覧をご覧ください。
肖像画とアニマルコミュニケーションを組み合わせたセッションで、ペットロスの方、闘病中のペットを見守りながら、たくさんの不安を抱えていらっしゃる方、ペットとの絆をさらに深めたい方の、お手伝いをさせていただきたいと思っています。
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