僕の後輩が、NYの美容学校にいます。

NYの美容学校は8か月と短いらしいです。日本は、2年間いきますが。。。
授業では、『サロンビジネス』まで、習うそうです。
PL表や税金、立地等を全て実際にサロンをオープンするつもりで調べて発表します。
経営理論、料金設定、必要経費、株式なのか共同経営なのか等具体的な数字も必要なので本当に本格的です。
しかも発表のときは先生たちにわかるように説明しないと質問され、もし答えられなかった場合は卒業が延期になるらしいです。
日本の美容学校で教えてくれるのは,美容師&美容室に関わる法律くらい。
NYの美容学校は8か月と短いですが、卒業してすぐに戦力になるのは。。。どちらか。。。
日本の美容室のような師弟関係がないというのも教育の違いでしょうが、経営計画や経営理論、税金のことなどを一人一人が知っていて意識することは効率よく働くうえでも必要だと思いますし、なによりモチベーションを高く保てるのではないでしょうか?
アメリカ人が怠け者ばかりだと思ったら大間違いです。
そもそも今の日本の経営学や経済学は大部分が戦後アメリカから輸入されたものです。
差が激しいだけで、ハードワーカー(仕事が生活の中心)は日本と同じようにいます。
大切なのは
全ては自分の選択で自己責任であることを意識してるかどうかではないでしょうか?
精神的に、自立社会なんでしょうね。
NYの美容学校の授業のときはクラスメイト10人で立って円になり、
目を閉じるように指示され
『どうして美容学校に来ているのか』
『自分自身の良いところ』
『自分自身の悪いところ』
『授業の中で一番得意なこと』(カット、カラー、ブロー、メイク等)
『苦手なこと』
などどいった質問をされ一つ一つの質問の後に一人ずつ自分なりの答えを発表。(情報の共有)
そして次に2人組になりお互いの良いところを面と向かって伝えるらしいです。
でも、自分自身の事を知る、大切な事。
どうして、今ここにいることを意識することは今後の行動に深く関わってきます。
経営計画発表会の前にビジョンボード(ドリームボード)の提出があるらしいです。
ビジョンボードとは!?
なりたい自分のイメージや欲しいものの写真を貼るらしいです。
と、教えてくれました。
かなり違いすぎて唖然としました。。。
今の専門学校を、とやかくゆうつもりは、ありませんが、
自店の教育に取り入れ、技術と平行していこうと、決めました。
がんばって、ニューヨークで、ナンバーワンに、なってください。
応援しています。
JAPANより。
yoshi.