こんにちは。
「読売新聞」の読者の皆さま、そして、読売新聞社の関係者の皆さまには、本当に申し訳無いと思いますけど、その「読売新聞」に、とんでもない記事が掲載した事が分かりました。
本日の午前中に配信した記事によりますと、「独断で記者会見を強行し、機密事項を暴露したなどとして、読売巨人軍から解任された読売巨人軍の元球団代表で、読売新聞社の社会部記者として名を馳せた清武英利さんの著書(3月16日発売)を巡り、
野球界から批判が噴き出している」という内容で、古巣で社会部記者として名を馳せた清武英利さんを批判し、野球界から怒っているという記事を掲載したのです。(詳細記事①
内容によりますと、『
巨人軍以外の球団が大学の有力選手と結んだ契約の詳細が明らかにされており、スカウトらからは「アマの選手たちとの信頼関係が崩れてしまい、今後の獲得活動にも大きな支障が出る」と怒りの声が上がっております。
清武氏が著書の中で暴露したのは、他球団の契約情報を記した文書で、球団名も、選手名も匿名だが、「某球団の極秘文書が私の手元にある」とした上で、「契約金1億円 インセンティブ2億~2億5000万円(本人と調整中) 4~5年後メジャー挑戦の確約(本人と調整中)」などと記述しております。清武氏はドラフト制度に「自由獲得枠」があった当時の球団スカウトの文書と説明し、入手の経緯については「球団の内部関係者から流出し、それが私の手元に入った」とだけ記しております。
これについて、巨人軍とは別球団の中堅スカウトは「冗談じゃない、という気持ち。あのような暴露が許されるのだろうか。人材発掘のためには、競争の中で最も激しい情報戦を行っている。球団トップが、スカウトが集めた重要な情報を外に出すことが許されるなら、我々はアマや関係者の信用を失ってしまう」と嘆いており、このスカウトによると、有望選手の信頼を得るには、対象選手のほか、両親や恩師、後援者などと人間関係を築くことが欠かせない。
「それができて初めて『いつ、どこどこの球団があいさつに来ました』とか、『どこの球団はこんな条件でした』などの情報が得られる。(契約の詳細は)重要なトップシークレットのため、球団内での電話も控えるくらい情報漏れには注意を払っていた」としております。
また、スカウト経験のあるセ・リーグ球団の幹部は「いい選手を獲得するために各球団は知恵を絞って企業努力をしている。そういうものが表ざたになると、まじめに活動しているスカウトまで色眼鏡で見られることになる」と話しております。代理人としてプロ野球選手の契約に携わる弁護士は「交渉の場では、選手を正しく評価してもらうため、時には生々しいやりとりもある。契約の経緯が文書になり、それがいつか暴露されてしまうのでは、今後、球団側との交渉もしづらくなる」と語っている」と記しております。
この記事に関連して、清武英利さんの代理人は、コメントを控えているそうで、この問題は、かなり長期化しそうです。(

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言うまでも無く、40年以上前に発生し、野球界の皆さまに衝撃を与えた「黒い霧事件」に発展する可能性が出てきそうです。
その「黒い霧事件」を発端になったのは、言うまでも無く「読売新聞」と「スポーツ報知」の記事から始まり、日本中に衝撃を与えてしまったのです。
その事件が発生した当時は、読売ジャイアンツが「V9」が続いていた時の真っ只中でございました。
そして今度は、読売新聞が、関連会社である読売ジャイアンツの球団代表まで昇り詰めた清武英利さんを批判する記事を掲載した事により、いろいろと賛否両論を呼ぶ事は、間違い無さそうです。
言うまでも無く、読売新聞が野球界に、ご迷惑をかけた事は否めなく、ジャイアンツの存続も危うくなりそうです。
明後日からは「選抜高校野球」が開幕し、来週末には、プロ野球も開幕致します。
今後の野球界、一体どうなるんだろうか、非常に心配しそうです。