30日の「文傾」(なんば紅鶴)での
僕の作品のタイトル一覧です。
単語カードに小説を綴ったもので、
下書きとかしてないので、世界に1つしかない本です。
(2つもいらないって?)
順番は、書いた順で。
1、「鍵」
昼なのに、部屋の中は暗かった。部屋の中には、死骸が転がっており、その脇には、部屋のカギが落ちていた。密室なのか?
2、「窓」
温泉で双眼鏡を使って覗き見していた男が、運命の美女を目撃する。どこを探しても美女の居所は知れなかったが、意外なところに美女はいたのだ。
3、「或る少年の恐れ」
学級委員長が、その権力を利用して教室の暴君になり、邪魔な生徒を排除していく。
4、「酔拳選抜」
じゃんけん選抜で、勝ちぬいた者は、センターの座が与えられる!少女たちは、酔拳の秘儀を駆使して勝負を一大へりくつ大会へと変貌させる。最終的には、前代未聞の一騎打ちが実現する。
5、「歯医者復活」
ドリル片手に歯医者が追いかけてくる悪夢のような逃走劇。対抗するには、あの手しかない!
6、「背中まで100マイル」
背中にできた腫れ物が男の人生を狂わせていく。
7、「日本浮揚」
日本沈没とは正反対、浮かび上がって天空の国になってしまった日本。
8、「復活のヒ」
なんと、世界は滅亡した。話はそれで終わりかと思いきや、物語は続くのである。
9、「さよならタピジュー」
異常気象がもたらした季節はずれの熱帯の桃源郷。夢の王国を築き上げた男の快楽と死。
10、「最後に見るもの」
死ぬ間際には人生のすべてを走馬灯にように見る、という。ただし、この男の場合は思い違いが次々と発覚してしまい、とんでもないことに。
最初のうちは、タイトルに谷崎潤一郎の影響がモロに出ていたが、
小松左京の訃報を受けて、急遽、7~9の小松左京3部作ができた。
さあ、1冊200円だけど、完売するかな?