我が家のアメリカにおける故郷とも言える、ウィスコンシン州ミシガン湖畔の町々へのドライブは、いつだっていい息抜きになります。このところ宿泊を伴う外出がなかなかできなかったのが、ようやく実現ドライブ+滞在時間合わせて24時間弱の、超小旅行となりました。
荷物を積み込んだ車に、状況を察知して興奮を抑えられない2代目犬を乗せて金曜の夕方にオフィスの近くまで夫を迎えに。
小型のキャリーオン1つで間に合いそうなものですが、犬連れの旅となると折り畳み式のクレートをはじめ、犬用の手荷物が結構嵩張ります
北西方面のI-90と、北へ向かうI-94の分岐点で、ようやくシカゴ・ダウンタウンから延々続く渋滞を抜け出して、ホッと一息。
青空が広がって、素晴らしいお天気。
シカゴへは頻繁に行くので、ミシガン湖は見慣れているのですが...
Chicago Downtown
北の方へ行くほどに人の気配が薄れ、自然がその存在感を増します。
到着してビーチまで(風が冷たいので)短い散歩をした後、
いつもより遅い時間に、シボイガン市のイタリアンレストランへ。
土曜日にはほぼ見かけない、仕事帰りらしいグループや女性の2人連れも客層が少し異なる印象ですが、いつもと変わらぬ、和やかな雰囲気の店内です。
アントレにソーセージとステーキを選んだので、サーバーさんに相談して、ちょっと重めのTaurasiのボトル。
オーガニックに拘った野菜が食べたくて、ここではよくサラダを前菜にします。
アーティチョークが入っていましたが、家で使う冷凍品との違いは明らか
春が旬というWild Ramp&ポークと、ラム肉のソーセージ2種。説明を聞いていて"Ramp"と"Lamb"がごっちゃになっていたのですが(笑)...前者は野菜で、ソーセージも緑色
添えられたじゃがいももおいしい
こちらは熟成肉のステーキ
このアスパラガスが太くてシャキシャキして、スーパーではお目にかかれない代物
毎回組み合わせが変わる蒸留酒を使った自家製ジェラートは、多少お腹が一杯でも注文してシェア
7時半に入店して2時間以上滞在。9時を過ぎても新たなお客さんが案内されて...さすがに金曜の夜です。
この辺りも今やミシガン湖畔のリゾート地の仲間入りをしていますが、個人経営のレストランは大方日曜日は休みで、ブランチのみ営業という店すらごく少数。なので、翌土曜日は前倒しの"母の日ディナー"で混み合ったことと思います。
部屋でお留守番していた愛犬が、尻尾を振ってお出迎え旅に出たことが本当にうれしいらしく、既に飼い主(私)に負けないロードトリップ好きになったようその成長に”母”は目を細めています