シカゴから成田へ向かう機内でも読んでいた、残り1/3くらいになった小説、D.H. Lawrence著『チャタレイ夫人の恋人』。

 

 

昨夏のニューメキシコ州サンタフェへの旅で、泊まったイン(Inn)にD.H. Lawrenceの部屋があり、実際に(インになる前の)この邸宅に滞在したのだとか。で興味が沸いて、同じ作家の”Son and Lovers"が面白かったので、続けてこの本を購入。

 

一時帰国中に読み終える予定でした。

 

 

ところが...

 

日本国内を移動する中、叙情的な日本の風景に、英国の大地を舞台にした愛憎入り乱れるストーリーがマッチしないのかはてなマークすっかり読む気が失せて、そのままアメリカに戻ってからも手を触れず仕舞い。

 

帰国直前までの数カ月間は、逆に米英の小説ばかり読んでいたのに...どうもまだ和の空気を身にまとったままなようで、代わりに丸善で購入した和書ばかり読んでいますウインク

 

 

これを機に、地下室に置いてある本棚の中の、未読の和書を一気に読むのも一案かもしれませんウインク

 

 

大阪梅田の紀伊国屋書店で、文庫本のコーナーが若い世代で結構賑わっていて、世の中がデジタル化しても失われないものはあるんだな、となんだか妙に感心していました。かっぱ横丁にあった古本屋や骨董品店が並ぶ一角も、紀伊国屋書店の横へ移転・リニューアルされて健在。

 

 

食べ物に関しては和食にこだわってはいませんが、この間珍しくシカゴ郊外のスーパーの鮮魚コーナーで鯖(Mackerel)を売っていました。

 

 

”Clean”とお願いすると、内臓やウロコを取り除いてくれます。その時点ではどう調理するか、まだ決めていませんでした。西洋料理なら尾頭付きの方がベター。

 

 

鮮度も良かったし、家で三枚におろして塩焼きにしましたラブラブ

 

 

昨日は一時帰国から戻って初めて、大型日系スーパーミツワへ。東京で味わったお寿司と伊勢志摩のお造りの余韻が残っていて、生魚を買うのは久しぶりでしたウインク

 

 

この日はユダヤ教の祝祭日、ヨム・キプル(Yom Kippur)で、道理で平日の午後に結構駐車場が埋まっているなと思いました。ミツワのお客さんの大半がアジア系だったのは、昔の話ねー

 

 

 

 

正面扉を入ってすぐ、松茸が並んでいて、迷うことなくショッピングカートへ。この特有の香りを嗅がないと、秋が来たという気がしないんです(笑)。

 

 

スーパーに1年中出回っていますが、「秋から冬にかけてが旬」という里芋。

 

 

サンマもブルーハーツ

 

 

 

さっそく松茸ご飯に、あさりのお味噌汁とお刺身を少しずつ3種類。

 

 

和食に限らず西洋料理もそうですが、食卓に季節を感じる料理があるとうれしいビックリマーク

 

あさりのお味噌汁に(日系スーパーでしか手に入らない)三つ葉を散らして...ユダヤ教といえば、貝類(Shellfish)は宗教上のタブーとか。ニューヨークに居た頃からウディ・アレンの映画で見知ってはいましたが、実際にユダヤ系の女性がシカゴの和食店で、出汁にShellfishが入っていないかお店の人に何度も念を押していて、認識を新たにしたのを憶えています。

 

 

夜も更けて、珈琲を飲みながらコーヒーもう少し本の続きを読んで...

 

招き猫の文庫本カバー笑

 

 

実りの秋、読書の秋を迎えていますニコニコ