今回、久々の日本滞在でしたが...

 

 

 

快適だったのは、やはり①(他人との間に)適度な距離を保てることと、②公共交通機関の車内で携帯電話で話す人がいないこと。言うなれば、”神経に障る”という感覚への理解、配慮があること。

 

① コーヒー店などで、アメリカでは慣れっこになった、後から入店した一人客などが空席がいくらでもあるのに隣りに来たり、わざわざ目が合う位置に座わったりという行為がない(少ないはてなマークねー

 

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コーヒーを飲みながらボーっとしたいので、店が混雑している場合はともかく、これはありがたいです。

 

② 唯一大阪から乗った近鉄特急で、真後ろの席から身内の愚痴をこぼす声(英語)が聞こえてきて、「これずっと続くの?」とゲンナリしたら...ちょうど車内アナウンスで「携帯電話のご使用は、ご遠慮ください」。日英両語だったので、さすがにしばらくして止みましたニコニコ

 

とあるレストランでも、そんなに気になるほどではなかったのですが、離れたテーブルの酔客の声が店内に響いて、帰り際お店の人が謝っておられました。

 

 

個室があるわけではなくどうしようもないのですが、こういう気配りを示すことが、日本のカルチャー、日本人の作法なのだと感じます。

 

 

セルフサービスのカフェ等でも注文から支払い、品物の受け取りまでが様式化されていて、初めは戸惑います。これはアメリカも同様で、知らない土地ではなおのこと、しばらく他のお客さんの様子を観察することもしばしば。

 

アメリカと違うのは、日本人特有の気配りゆえかもしれませんが...ホテルのセルフチェックアウト、本屋さんやコンビニのセルフレジの機械の前で、数秒マゴマゴしているだけで、もう係りの人が急ぎ足でやって来るのには驚きました。

 

いずれの場合も後ろに誰も並んでいなかったんですが...どうやら混雑の度合いに関わらず、”もたついたお客さんには手助けを”ということのようです。が、こちらは慣れない機械なので、画面の指示を読むくらいの時間はほしい!?


自分から尋ねなければ、いや往々にして尋ねても、誰も手を貸してくれないアメリカ流に慣れているので、正直煩わしく思うこともありました。(失礼ながら)中途半端な無人システムなら、私はコミュニケーションを取りながら手続きできる、JRみどりの窓口や通常のレジの方が気が楽です笑

 

後ろに並んだ人からのプレッシャーはありますが、自由に試行錯誤させてもらえるのは、電車の自動切符売り場くらいでした(笑)。

 

 

アメリカのような多民族国家とは異なり、お互い日本で生まれ育ち、日本語を話すからというのはありますが...例えば初対面のマッサージセラピストの方たちと構えなく、マッサージを受けながら和やかに、相手の人となりにも触れる会話ができるのがうれしかったですニコニコ

 

アメリカにもスパやマッサージはありますが、なかなかこういう風にくつろがせてもらえる場所がない、というか心身共にリラックスできるとは限らないので...。これまでに満足のいくサービスを受けれたのは、リゾート地として定評のあるハワイやコロラド州などで、滞在したホテルのスパでした。やはりサービスの伝統と言うか、受け継がれたものが必要なんだと思います。

 

開店前の銀座のデパート

 

ところで、日本ではマスクの着用を求められる場所もあると聞き、バッグに入れて行ったのですが...接客業の方たち以外予防着用者をほとんど見かけませんでした。日傘をさしている人の数の方が、マスクより断然多い!?猛暑の中で息苦しいからだと想像しますが、予想外でした。

 

 

最後に「これ、アメリカ人はなんて言うだろうはてなマーク」と思ったのが、この伊勢神宮行きのバス。

 

 

”②6才未満でもお1人で乗られる時、小児運賃をお支払い下さい”

 

誘拐を恐れ、親を含めしかるべき大人の付き添いが必須のアメリカ社会...これを見たら、驚きを禁じ得ないないのではないでしょうか!?