穏やかな性格で人懐っこく、その分まったく番犬にならなかった(笑)先代犬は、トレーニングと言えば子犬の時のしつけのクラスくらい。怖がりでやんちゃ坊主の2代目が我が家に加わるまで、犬のトレーナーさんと関わる機会は最小限でした。

 

 

生来の臆病さに起因する問題点を改善するために色々と助けてもらっている間に、トレーナーさんの善し悪しは「犬の立場に立てるかどうか」にかかっていると感じるようになりました。

 

ベテランの女性トレーナーさんなど、「この人は前世犬だったのでは?」と思うほど、犬の立場に立って、犬の視点で物を考えておられます。

 

最初の頃に、柵越しに隣人に吠えかかる2代目犬のことを”Territorial”という言葉を使って描写したら...「彼は”Guarding”(見張り)してるのよ」ときっぱりと訂正されました。今になるとそれが的確な表現だと理解できますが、その時はやたらに犬の肩を持つ人だなと(笑)。

 


数週間前にドッグスポーツ、アジリティのクラスで、突如スロープを上る障害物が苦手になった2代目犬。

 

 

目の前に大好きなおやつ(=自家製食パン笑)を置いても、どうしても足が前に進まない。色々と試してみても効果がなく、何回目かにトレーナーさんが「もしかすると、足の筋力が弱いのかもしれない」と言い出して...毎日家の裏庭を走り回っている姿を見ている私は納得がいかず、さっそく我が家の中二階への階段にスロープを置いて練習開始。と同時に心配のあまり(セカンドオピニオンを求めに)別のトレーナーさんの補修クラスに参加しました。

 

とそこで、見事に復活しっぽフリフリおーっ!そのトレーナーさんは「障害物から落ちたことある?」と尋ね(答えはノー)、「上に立った時にグラっときたりして恐怖を感じることがあって、それがトラウマになったんだと思う」という意見でした。筋力に関しても、まだ2歳なら問題はないと断言。

 

 

すっかり感謝感激の私は、まだ若いトレーナーさんの、犬視点の洞察力に感心。次の回から、この方のクラスに参加することにしました*わんわん

 

*日時・曜日によって担当が違いますが、アメリカ人の飼い主さんたちの中には、人間同士の相性やコミュニケーションの取り易さを重視して、一人のトレーナーさんにこだわる方もおられます。私は「犬の身になって考えれる人かどうか」を最優先ねー

 

スポーツ/飼い主である私との共同作業を楽しんでくれるのが一番で、過度な期待を抱かずに、さらなる上達を期待したいです(笑)。

 

 

余談ですが新しいクラスの初日、ドッグパパ・ママの中に個性的な人がいて...犬のトレーニングにニットのミニ丈ワンピース&網タイツ、ピンクのポシェットで登場目

 

さすがに走り回るのでフラットシューズでしたが、スポーツウェア/ジーンズ&トレーナーではなく、この格好はぶっ飛んでいました(笑)。他にも愛くるしい見た目と裏腹に、低い唸り声を上げながら障害物をクリアしていく小型犬がいて爆  笑なかなか楽しいクラスですグッ

 

 

運動した後は、こんな感じ。

 

 

私は、Whole Foodsのミニケーキ。

 

 

コーヒーの苦みとコーヒーケーキの甘味で、疲れが取れますラブラブ