シカゴの郊外には、位置関係を把握しきれないくらい都市やビレッジがひしめいていますが...
映画『ホーム・アローン』の舞台となった超高級住宅地があるノースショア(北の郊外)を除いて、人口の多い西の郊外で他の場所とやや雰囲気を異にする、高級感がある場所はやはりここ、ヒンズデール(Hindsdale)かなと。
昨夏にレストランのパティオで、カーウォッチングを楽しんだ街です。
ニューヨークなど東海岸の都市と比べるとアメリカ中西部ですので、気取った/スノッブな空気はさほど感じませんが、
① 平日の午前中から、レストラン/カフェでゆったりと食事している人が多い。
② スパの数が多い。
③ ブティックが何軒もある。
④ インテリア雑貨店のグッズが洗練されている。
⑤ 花屋さんが数軒あって、季節ごとに変わるショーウィンドウがオシャレ。
⑥ 道行く人の装いはカジュアル。でも、ジャージで歩いている人はあまり見かけない。
⑦ ゴージャスな犬が通る(笑)。ランウェイのモデルのように脇目も振らず歩く、お手入れの行き届いた2匹のプードルとすれ違いました
こう書いていると、日本で言えば芦屋とか広尾の街が目に浮かびますが...でもアメリカなのでちょっと雰囲気が違います。むしろヨーロッパの方が、日本に似た街並みがありそう
例えばこのブティック、Scottsdaleにも店舗があるらしく、
スコッツデールはアリゾナ州の人気高級リゾート。アートギャラリーの数は全米一だそうです。シカゴではフロリダ州ナンバーの車をよく見かけますが、この辺りの住人の中には、冬場に寒い中西部を離れて過ごす人も多いのでは。
そういえば、一度シカゴで会った若い男性。見るからに育ちの良さそうな人でしたが、雑談をしているうちに、お父さんの仕事もしくは資産管理を手伝うような立場にあることが分かりました。アートの話から「今XX画廊で美術展やってるから、行ってみたら?」と言われて当然シカゴ市内と思ったら...マイアミでした彼にとってはシカゴ~フロリダ間なんて飛行機でしょっちゅう行き来しているから、ほぼシカゴ~ウィスコンシンくらいの感じ?なんでしょうけど、庶民感覚とのズレに思わず笑いました。
この間Hindsdaleのダウンタウンを散策していて気づいた、このスタインウェイの専門店。
ひっそりとさりげない店構えですが、より需要の多い場所にあると考えると納得。
ちなみにこの街、タウン誌を定期的に刊行していて、グルメ情報や広告が中心ですが、街で催されたチャリティーやブティックの顧客相手のパーティーの写真を掲載。
読者モデル
パーティー参加者の写真を眺めていて、ヘア&メイクがバッチリ決まっていることはもちろん、「オシャレは足元から」という基本的なポイントを再認識しました(笑)。
アメリカのデパート、靴売り場が一番混んでいます
ついつい話が脱線するのでこの辺でやめますが(笑)私は一軒の花屋さんのウィンドウディスプレイを楽しみにしていて、折々に写真を撮りに寄っています。
ハロウィーンまで1カ月を切り、映画館はホラーやミステリー映画ばかり上映しています
Penelopeと命名
昨秋この店からお迎えした魔女に、ご登場願う時期のようです。