ニキビというのは、お肌の表層にある角質層が柔軟性を失くし、異常角化という状態を起こすことによってスタートします。
異常角化を引き起こすと、毛穴が小さく硬くなるだけではなく、角栓が生じることが多くなって、毛穴の中の出口が角栓によって塞がる毛穴づまりが引き起こされます。
この状況が一番初期のニキビでして、正式名称については、微小面皰(びしょうめんぽう)と言うのです。
角栓で塞がれた毛穴内側に皮脂が溜まり、その皮脂をエサにアクネ菌が増加しだすことによって、ニキビが酷くなっていくでしょう。
因みに、微小面皰の段階でについては、小さすぎて肉眼では見ることができません。
ですので、微小面皰の時点で気が付いてお手入れするのって難しいと言われています。
・角質層の異変が現れる原因。
角質層の異常角化が現れる原因は、男性ホルモンだと言えます。
女の人の身体の内側でも男性ホルモンは形作られていて、男の人の身体の内側であっても女性ホルモンは作られています。
男性ホルモンというのは、皮膚を硬くさせて毛穴を小さくする効果が期待できるので、身体の内側のホルモンのバランス状態が、男性ホルモン優位に傾き過ぎると、角質層の異常角化が誘引されることになります。
実際に、ニキビ患者の血清を見てみると、男性ホルモンの数値が目に見えて高いです。
ニキビが出来易い肌質を根底から改善するためには、とりあえず、男性ホルモン優位の状況を脱して、ホルモンバランスを改善することが大事となります^^。
お役に立てたら幸いです。