こんにちはビックリマーク

清瀬校山﨑ですウインク

 

前回のブログで、中学受験における1月入試の持つ意味についてお話しましたが、ついに1月10日~埼玉入試が始まってしまいました。

 

ここが本来的な第1志望の生徒もいれば、ここで確実に合格合格を勝ち取って、2月の都内入試の本番に向かいたい生徒もいます。どちらにしても、生徒たちは受験した学校から初めて「合否」というはっきりとした結果を突きつけられることになります。

 

 

高校入試と違って、中学受験には100%安心という入試はありません。それはどんなに安全校と思われる学校を受けたとしてもです。

いやいや、模試を何回受けても余裕で毎回80%以上しかつかないから、間違っても落ちないよ真顔ビックリマーク

 

と、思っている受験生も、またその保護者の方も、きっといらっしゃるでしょう。

また、そういうふうに言う塾があることももちろん承知しております。

『この学校なら絶対大丈夫です』と。

 

中学受験において、『絶対というのはない』と私は考えています。

仮に受験者数が募集定員を下回っていたとしても、だから『合格確定』、というわけではないんです。

 

都立高校の一般入試のように受験倍率が1倍を切ったら合格確定、ということにはならないんですね。

実際に定員割れをしている学校においても、入試結果を見るとやはり不合格者はある程度いることが確認できます。

 

ですから、言えるのは『この学校なら普通の状態で普通にいつも通りの力が出せればたぶん合格できますよ』いうことです。

つまり、前提条件として『普通の状態で受験できること』が必要なんですキョロキョロ

 

では、わかりやすく説明しましょうパー

 

例えば、入試当日の受験生の体調(しかも他人の)を事前に保証できる人間がどこに存在するんでしょうか?

入試当日に緊張して思わぬミスをしてしまう、そんなことは絶対にないと誰が言えるんでしょうか?

 

実は、これは私自身の過去の痛い経験から来ているものですショボーンあせる

もう20年近く前のことになります。

富士見を第1志望に考えている中学受験のある女の子が1月に、埼玉のある私立中学を受験しました。

 

結果から言うと、2月入試で第1志望の富士見に合格していので、学力的にはその埼玉の中学に落ちるはずがない生徒でした。

ところが、結果は不合格。正直ビックリしました。その学校とは毎年清瀬校から何人も受験する生徒もいましたし、入試担当の先生とも懇意にさせていただいていたので、電話で状況を確認しました。

 

すると、当時は学科試験とは別に面接もあったのですが、面接官の質問に対して一言も返答しなかったとのことでした。

本人とも話をしたところ、自分の番がくるまで待っている間にどんどん緊張してしゃべれなかった、と言うのです。

その後、本人の強い意志で急遽もう一度同じ学校を受験して今度は無事合格合格でした。

 

 

試し受験的な位置づけで、多少こちらも軽くみていたというのは否めませんショボーン

もし、失敗を引きずってそのまま2月入試に臨んでいたらと考えるとゾッとします。

 

生徒たちが受験勉強の成果をきっちりと発揮できるよう、いろいろな事態を想定して入試プランは練る必要がある、ということを痛感した出来事でした。

また、入試方法は学校によって異なるので、当然ですが受験校については細かいところまでしっかりと調べておく必要があります。

 

例えば、学校によっては複数回受験に優遇措置を取っているところもあります。

 

前回のブログで紹介した2024年新規開校の開智所沢中学は、1月10日の第1回入試と1月15日入試の第2回の両方を受験すると、第2回では30点の加点アップがあります。

 

1月15日に実施された第2回入試の結果は既に公表されているので、少し分析してみましょう。

 

受験者数904名→合格者数621名

合格基準点→210点(340点満点)

 

201~220点 194名(上位からの累計で526名)

181~200点 161名(上位からの累計で687名)

161~180点 114名(上位からの累計で801名)

 

合格基準点を下回る201点以上で 累計人数は526名なので、最低でも621-526=95人が、加点優遇によって合格していることがわかります。

 

また、本来なら30点の加点優遇があれば、入試得点が181~200点のゾーンにいる161人とその下のゾーンの180点の生徒には、全員合格のチャンスがあったということもわかりますね。

それどころか、209点だった受験生は不合格になり、30点の加点優遇を受けた180点の受験生は合格になったということになります。(実際にその点数の生徒がいたかどうかはわかりませんが)

 

こういう実際の入試結果から見ても、入試制度を熟知しないまま受験するのがいかに危険なことか、がわかっていただけたのではないでしょうか?

 

また、同じ埼玉の西武文理学園中学学校では次のような加点優遇があります。

 

①第1志望(合格した場合は必ず入学することが条件)の場合→10点加点

 

②複数回受験(2科目・4科目入試または「特待入試」)の場合

 2回目→10点の加点 3回目→20点の加点

 

③英検取得者(2科目・4科目入試または「特待入試」)の場合

 3級取得者→5点加点

 準2級取得者→10点加点

 2級以上の取得者→15点加点

 

 

実はそういった細かい点も事前に調べておかないと知らないところで不利になることがあるんですね。

 

さて、清瀬校の生徒たちの埼玉のここまでの入試結果もここで紹介しておきましょうキョロキョロ

 

 

お祝い 清瀬校 合格速報 !!

 

 

日本国旗 合格おめでとうございます クラッカー

 

 合格星野学園(理数選抜)1名

        (進学)      1名

 

 合格開智所沢  1名

 

 合格西武文理 グローバル選抜  2名

         グローバルクラス 1名

       適性検査型      1名 

 

 合格狭山ヶ丘 2名

 

 合格西武台新座 特進選抜 1名

 

 合格聖望学園 1名

 

 

個別入試で言うと、全勝とはいきませんでしたが、複数回受験も含めて学校単位だと全員がすべての学校に合格合格してくれました。

2月の都内入試が終わるまで、これからも清瀬校のスタッフ一同、全力で受験生をサポートしていきますウインク!!

 

 

-----------≪お知らせ≫-------------------------

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合格2023年度の合格実績です合格

【清瀬校】合格速報!!(2023年2月3日16時時点) 

【清瀬校】合格速報!!(2023年3月1日時点) 

【保谷校】合格速報(2023年3月7日時点)

【ひばりが丘校】2023年入試結果 

 

合格2022年度の合格実績です合格

【清瀬校】合格速報!(2022年3月2日現在)

【保谷校】合格速報!(3月12日現在)

【ひばりが丘校】入試速報!(3月1日現在)

【全校】合格速報!(2022年3月2日現在)