こんにちはビックリマーク清瀬校山崎ですニコニコ音譜

 

今回は、大正10年(1921年)に東京府立第六中学として設置、翌年開校以来、1世紀を超える伝統校で、都立高校の中でも屈指の人気校である、「都立新宿高校」学校で行われた塾対象学校説明会に行ってきました。

 

 新宿高校は、東京都教育委員会が指導する進学指導特別推進校で、進学重視型単位制高校でもあります。

 

 今年の大学入試では、国公立大学現役合格者数109名で、そのうちの難関四大(東大・京大・東工大・一橋大)+国公立大医学部医学科=11名でした。

私立大学では、早慶上理の難関私大の現役合格者数は、合計169名でした。また、GMARCHの現役合格者数の合計408名は過去10年間で最多を記録しました。

 

 2023年3月卒業生(307名)の現役進学状況は、国公立大93名、早慶42名、上智・理科大14名、GMARCH75名で、GMARCH以上への現役進学率は72.9%でした。卒業生の7割超が現役でGMARCH以上の大学へ進学していることになります。都立高校では、進学指導重点校7校(日比谷・西・国立・戸山・立川・青山・八王子東)に迫る進学校といえるでしょう。

 

清瀬校から都立新宿高校へ進学していた卒業生が1人、今年、旧七帝大のひとつ、東北大学へ現役で合格合格し、進学しています。

 

 

 

1、場所 (アクセスが至便)車 

 

・JR「新宿駅」(東南口・甲州街道改札)下車、徒歩4分

・東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」下車、徒歩2分

・都営大江戸線「新宿駅」下車、徒歩7分

・西武新宿線「西武新宿駅」下車、徒歩11分

 

 

 

2、創立以来の本校の教育方針 学校キラキラ

 

ダイヤオレンジ校是「全員指導者たれ」

 

指導者の資質として不可欠であり、かつ、創立の精神ともいうべき「自主・自律の精神の育成」及び「人間尊重の精神の育成」を大きな柱とした教育を実践する。

 

ダイヤオレンジ大家族主義

 

学校、家庭、同窓、生徒が一体となった大家族主義の理念のもと教育活動に取り組む。

 

ダイヤオレンジスクールミッション

 

 校是「全員指導者たれ」に基づく「自主・自律・人間尊重」を教育目標とし、進路、学習、生活指導を総合的に一体化した指導方法であり、開校以来の理念「大家族主義」に根ざす、「新宿システム」の着実な実施や地域貢献活動を通じて、学力・創造力・リーダーシップを身に付け、持続可能な未来を創るリーダーとなりうる人材を育成する。

 

ダイヤオレンジ本校の期待する生徒の姿(アドミッションポリシー)

 

・学習成績優秀で、入学後も学習への向上心を持ち、難関大学への進学を目指す生徒。

・社会や自然への幅広い知的興味や探究心を持ち、自ら学び、自ら考え、判断し、表現できることを目指す生徒。

・挨拶・時間厳守・人の話を聞くこと・きちんとした服装や頭髪など、集団の一員としてのマナーを身に付けている生徒。

・部活動や生徒会・委員会活動及び奉仕活動などに積極的に取り組んだ経験を持ち、学習との両立を前提に、高校生活においても様々な分野で活躍することに意欲を持つ生徒。

 

 

 

3、本校の特色  虹キラキラ

 

サーチ「進学型単位制高校」

 

◆学年の区別がなく、3年間で必修科目と自分の適性・興味・進路に合った科目を選択できる。

 

◆大学進学や生徒のニーズに対応した多様な選択科目

(例)理系古典演習、文系数学演習、日本史演習、化学基礎演習、ドイツ語Ⅰ・Ⅱなど

 

◆学年制普通科高校(進学指導重点校など)に比べ、多くの教員を配置した手厚い指導(単位制加配教員11人)。

 

サーチ「進学指導特別推進校」

 

◆国公立大学や難関私立大学等への進学を実現するために必要な学習に取り組む学校として東京都教育委員会から指定されている高校。

 

◆国公立大学等への進学に対応した教育課程を編成

 

◆学年制高校よりも多く教員が配置されていることを活かした、充実した習熟度別授業

 

◆長期休業期間中の充実した補習、講習

 

◆自習室の開室(平日夜8時まで、年末年始も開室)

 

 

 

【特色を踏まえた教育活動】     

 

 

 

 

4、2023年度入試結果ダルマ

 

【推薦入試】

 

①募集人数・・全体の募集人数(約320名)の10%相当

 

②総合点に占める調査書点の割合・・50%(450点)※素内申45点満点×10

 

③集団討論と個人面接を組み合わせて実施し、総合的に評価する→180点

 

④小論文の実施(自分の考えを論理的に表現する能力等をみることを目的とする)→270点

 

⑤検査日は2日間とする

 

※2021年度・2022年度・2023年度の推薦入試では、集団討論はコロナ禍で実施されず、検査日も1日で実施された。

 

 

◆評価の観点 目ひらめき電球

 

<個人面接>

 

・コミュニケーション能力

思考力・判断力・表現力

・協調性・リーダーシップ

出願の動機・進路実現に向けた意欲

・規範意識・生活態度

 

<小論文>

 

・課題を的確に把握し分析する力

・課題解決等に向けて論理的に考え、表現する力

 

<集団討論>

 

・コミュニケーション能力や協調性・思考力・判断力・表現力などを評価する。

・与えられたテーマについて自分の考えを的確に述べることができるか、受検者同士が協力して一つのテーマに関して論理的に議論を進めていくことができるかなどを確認する。

 

 

◆推薦に基づく選抜のテーマ(参考)メモ

 

(例)「新宿区に住む外国人が生活に困っていることや不満なことについての資料を読み、問題点の解決策をグループとしてまとめる。」

 

<小論文>

 

1、「日本、アメリカおよびOECD全体の消費者物価指数の推移をまとめた表から読み取れる内容を述べる

 

2、「日本、アメリカおよびOECD全体の消費者物価指数の動向から生じる懸念に対して、政治・経済・教育のいずれかの立場で取りうる改善策を述べる

3、「資料を読み、大気中の二酸化炭素濃度の変化の傾向を説明し、その傾向が現れる原因を考察して述べる

 

4、「資料を読み、大気中の二酸化炭素濃度の増加ペースを持続的に和らげる合理的で具体的な対応を述べる」

 

 

◆入試結果◆

 

・応募者 189名(男55名、女134名)※男女別募集ではない

・合格者 32名(男12名、女20名)

・応募倍率5.91倍

 

 

【一 般 入 試】鉛筆

 

◆調査書(300点)

 

・学力検査を実施する教科→1倍(5×5=25点)

・学力検査を実施しない教科→2倍(5×4×2=40点)

※9科計65点満点を300点に換算する。

 

 

◆学力検査(700点)

 

5教科各100点(国語・数学・英語は自校作成問題)

※500点満点を700点に換算(1.4倍)する。

 

 

クリップ自校作成問題の受検者平均点クリップ

※()内は昨年度の平均点

 

国語:60.2点(47.3点)

数学:49.1点(48.1点)

英語:58.1点(55.6点)

社会:70.8点(69.0点)

理科:80.9点(83.2点)

※社会と理科については共通問題を使用。

 

 

◆入試結果◆

 

・応募者数637名※男女別募集ではない

・受検者数574名(男261名、女313名)

・合格者数288名(男133名、女155名)

・実質倍率1.99倍

 

 

 

5、2022年大学入試の主な合格実績富士山

 ※( )内は現役数

 

<国公立大学>120名(109)

 

東京大学1名(1)、東京工業大学5名(3)、一橋大学5名(5)、京都大学1名(1)、北海道大学7名(7)、東北大学7名(6)、名古屋大学1名、大阪大学1名、九州大学1名、神戸大学1名、筑波大学4名(4)、千葉大学15名(14)、お茶の水女子大学4名(4)、横浜国立大学6名(1)、東京外国語大学7名(7)、東京農工大学8名(8)、東京学芸大学7名(7)、東京都立大学6名(6)など

 

<私立大学>

 

◇難関大学・・202名(169)

 

早稲田大学73名(64)、慶應大学32名(27)、上智大学37名(30)、東京理科大学60名(48)

 

 

◇GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)・・441名(408)

 

 

 

 

クローバー朋友では、少しでも正確で適切な学校情報及び入試情報を塾生や保護者に提供できるよう、現場で生徒を教えている正社員講師が、毎年いろいろな学校の塾対象説明会に足を運んでいます。