【清瀬校】塾対象説明会レポート⑪【都立戸山高校】

こんにちは清瀬校の山﨑です

「都立戸山高校」の塾対象説明会に参加してきましたので、ご報告させていただきます。

都立戸山高校は、文部科学省の指定を受けた「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」、東京都教育委員会の指定を受けた「進学指導重点校」になっています。

また、平成２８年度から国公立大学の医学部医学科への進学を目指す「チーム・メディカル(TM)」が、東京都教育委員会の指定を受け、スタートしています。

「難関四大（東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学）」+「国公立大学医学部医学科」に、現役で、2019年以降、31→30→33→33→34と安定した合格実績を出し、都立ではトップ３の「日比谷・西・国立」に次ぐ進学校です。

朋友清瀬校からは2020年、2021年と２年連続で推薦入試での合格者を出し、2022年度入試では一般入試で2名の合格者を出しています

１、場所　

東京メトロ副都心線「西早稲田」下車、出入り口３より徒歩1分

ＪＲ山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線「高田馬場」駅徒歩13分

２、スクールミッション　

「自主的・創造的精神に満ちた国家及び社会の有為な形成者を育成する」教育目標を通し、探究活動による深い学びを実践し、創造力とリーダーシップを持つ総合的な人間力を育む。

幅広い教養を身に付け、リーダーとして国際社会に貢献できる人材を育成する。

３、特色

ＳＳＨ（スーパーサイエンスハイスクール）

～目標～

・国際社会における科学技術の課題に対して、国籍や年齢、ジェンダーといった枠を超えたチームを率い、科学的な手法で解決に導くリーダーを育成するための教育課程の開発とその実践に取り組む。

・教育課程の実践を通して生徒たちに、課題発見能力・研究開発能力・実践力・発信力・社会貢献力の５つの能力の獲得を目指す。

ＴＭ（チーム・メディカル）

国公立大学医学部医学科への進学を希望する生徒がチームを結成し、互いに切磋琢磨しながら希望の実現を目指す。

1年次・・「医師という職業を知る」

2年次・・「大学医学部を知る」

3年次・・「国公立大学医学部医学科進学対策」

４、2023年度入試結果

【推薦入試】

〇募集人員・・定員の２割

〇配点・・コロナ禍で変更あり

調査書点450点<9科素内申(45点満点)×10>、個人面接点150点、小論文点300点の合計900点満点。

※コロナ禍の影響で、「集団討論」は実施せず。

男子　受検者97名→合格者33名(実質倍率2.94倍）

女子　受検者135名→合格者30名(実質倍率4.50倍)

※集団討論は、原則として1グループ6人、30分程度での実施となる。

→課題に正対し、他社の意見をしっかり聞いて理解するとともに、あらかじめ用意してきた答えではなく、創造力をもって自分の考えを自分の言葉で表現（発信）することが求められる。

〇推薦選抜で本校の期待する生徒の姿

「リーダーとして活躍した経験があり、将来にわたり、リーダーとしての資質を伸ばそうとする生徒」

〇推薦選抜の小論文（50分）

「社会的分野」と「理科的分野」から各１題出題。

資料を読み取り、思考・判断し、論理的に表現する→総合的な学習能力を見る

小論文を書く上での注意点

１、設問の意図を正しく理解し、それに対してきちんと明確に答えていくこと。

２、内容が正確な知識に基づいていること。

３、文章が論理的に展開されていること。

４、分かりやすく表現されていること。

５、正しく表現されていること。（誤字・脱字・解答用紙の使い方など）

【例】「字数指定のある小論文では、書き出しで１マス空けないことや改行しないことなどに注意する」

〇推薦選抜の個人面接

複数の面接官と約10分（応募人数等により変更あり）

→「自分について、素直に表現できるか」

・中学校で何をしたか（学習やその他の活動）

・戸山高校に入ってやりたいこと

・将来の希望　など

【一般入試】

〇募集人数･･定員の８割

〇配点(合計1000点満点)

学力検査5教科500点→700点に換算(各科目の得点を1.4倍する)

※国数英の3教科は自校作成問題

調査書点　換算65点→300点に換算

(音･美･保体･技家は2倍）

男子受験者213名→合格者138名(実質倍率1.54倍)

女子受験者206名→合格者121名(実質倍率1.70倍)

◆受検者の科目別平均点◆

【国語】60.2点（51.8点）

【数学】46.5点（64.3点）

【英語】71.6点（68.9点）

【社会】73.4点（76.1点）

【理科】85.3点（87.4点）

※（　）内は2022年度入試における平均点

※科目別での細かい分析については、塾内の父母会及び面談等でご説明させていただきます。また、生徒の今後の受験指導に活用していきます。

5、2023年度大学合格実績

※（　）は現役合格者数

◆国公立大学･･159名(120)

東京大学9名(7)、京都大学6名(3)、一橋大学9名(9)、東京工業大学9名(7)、北海道大学10名(8)、東北大学5名(3)、名古屋大学1名(0)、大阪大学3名(0)、神戸大学2名(2)、九州大学2名(0)、千葉大学17名(10)、東京農工大6名(6)、横浜国立大学11名(11)、東京医科歯科大学2名(1)など

◆主な私立大学

早慶上理･･287名(196)

早稲田大学78名(56)、慶應義塾大学52名(28)、上智大学48名(36)、東京理科大学109名(76)

◆GMARCH･･275名(203)

明治大学129名(97)、青山学院大学21名(18)、立教大学49名(32)、中央大学28名(18)、法政大学35名(28)、学習院大学13名(10)

◆医学部医学科

・国公立大学 13名(8)

・私立大学　14名(7)

・海外大学　４名(0)

朋友では、少しでも正確で適切な学校情報及び入試情報を塾生や保護者に提供できるよう、現場で生徒を教えている正社員講師が、毎年いろいろな学校の塾対象説明会に足を運んでいます。