こんにちは朋友清瀬校の山﨑です
今回は2023年度都立高校一般入試の『共通問題中堅校他』について学校別にお話致します。
ここでは、一応V模擬・W模擬の偏差値55未満の高校とします。
今回も前回と同様、『人気』という観点から、主に応募倍率に注目した内容になります。
前回同様、朋友清瀬校から受験する生徒がいる高校を主な対象とするため、ご紹介できない高校もあります。(なお、清瀬校からの合格者数は推薦入試での合格者も含みます。)
まずは、地元の旧9学区からお話しましょう。
清瀬高校は、前年比で応募者が男子で18名減り、女子で9名減りました。
その結果、応募倍率は、男子が1.02倍(前年比-0.30ポイント)、女子が1.17倍(前年比-0.25ポイント)となりました。
清瀬高校は募集クラスが1クラス増えた影響で、応募倍率そのものは一層低くなるということになりました。
清瀬高校は、最終的な実質倍率だと、男子は1.03倍になり、女子は1.00倍になりました。一般入試での不合格者は、男子が4名のみ、女子は0名(つまり『全入』)でした。
男女の倍率が逆転し、結果的に女子が『全入』となったのは、『男女緩和枠』により、男子の合格者を定員より8名減らし、女子の合格者を11名増やしたことによるものです。
小平南高校は、前年比で応募者が男子で23名減り、女子で35名減りました。その結果、応募倍率は、男子が1.53倍(前年比-0.20ポイント)、女子が1.58倍(前年比-0.31ポイント)となりました。
保谷高校は、前年比で応募者が男子で21名増えましたが、逆に女子は35名減りました。その結果、応募倍率は、男子が1.62倍(前年比+0.15ポイント)、女子が1.23倍(前年比-0.23ポイント)となりました。
男子が3年連続で応募倍率がアップする人気となる一方で、女子はそれまでの反動からか4年ぶりに応募倍率がダウンしました。
東久留米総合高校は、『男女別募集』ではなく『男女合同選抜』ですが、応募倍率は1.05倍(前年比-0.02ポイント)でした。最終的には、実質倍率1.02倍(前年比+0.02ポイント)で一般入試での不合格者は3名のみでした。
それでも今年度は、2021年・2022年と2年連続して続いた『全入』の事態は避けることができました。
田無高校は、前年比で応募者が男子で26名増え、女子で3名増えました。その結果、応募倍率は、男子が1.53倍(前年比+0.20ポイント)、女子が1.36倍(前年比+0.03ポイント)となりました。
久留米西高校は、前年比で応募者が男子で33名増え、女子で13名増えました。その結果、応募倍率は、男子が1.33倍(前年比+0.19ポイント)、女子が1.09倍(前年比+0.14ポイント)となりました。
今年は男女ともに『全入』だった昨年から、人気が回復しました。
小平西高校は、前年比で応募者が男子で43名増え、女子で12名増えました。その結果、応募倍率は、男子が1.37倍(前年比+0.40ポイント)、女子が1.19倍(前年比+0.12ポイント)となりました。
今年は男女ともに『全入』だった昨年から人気が回復しました。
東村山西高校は、前年比で応募者が、男子では昨年同で変化がなかった一方、女子では29名増えました。
ただ、結果的には男女ともに定員を満たすことができず、2年連続で男女『全入』となりました。
朋友清瀬校からは、清瀬高校に男女合わせて4名、保谷高校に男女合わせて5名、東久留米総合高校に女子4名、田無高校に男子1名、久留米西高校に男子1名が、それぞれ合格しています
今年は、小平南高校・小平西高校・東村山西高校については、清瀬校から受験した生徒はいませんでした。
旧3学区だと、武蔵丘高校は前年比で応募者が男子で59名増え、女子で52名増えました。その結果、応募倍率は、男子が1.92倍(前年比+0.44ポイント)、女子が2.00倍(前年比+0.44ポイント)となりました。
男女合わせて100名を超える応募者増という超人気ぶりを見せました。
杉並高校は、前年比で応募者が男子で66名増え、女子で21名増えました。その結果、応募倍率は、男子が1.68倍(前年比+0.49ポイント)、女子が1.31倍(前年比+0.18ポイント)となりました。
男子は過去10年間で最高倍率を記録しました。女子も1.3倍台になったのは3年ぶりです。
朋友清瀬校からは、武蔵丘高校に女子1名、杉並高校に女子1名がそれぞれ合格しています
旧8学区だと、東大和高校は、前年比で応募者が、男子で13名増え、女子は昨年と変わりませんでした。その結果、応募倍率は、男子が1.39倍(前年比+0.11ポイント)、女子が1.15倍(前年比+0.01ポイント)となりました。
朋友清瀬校からは、東大和高校に、男子が1名合格しています
全7回にわたって『2023年度都立高校一般入試』に関するブログを書いてきましたが、それは今回で終了です
2023年度の都立高校入試では、朋友清瀬校から、推薦入試・一般入試合わせて20校の都立高校に合格者を出すことができました
都立高校が1校1校、特色を打ち出す中で、今は生徒たちがそれぞれ自分に合った学校を選ぶようになっています。
朋友清瀬校は、生徒一人ひとりの希望の実現のために、今後もスタッフ一同全力を尽くして参ります
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2023年度の合格実績です
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