食いしん坊サミット第5回、満を持して開催です
私が今月の東京カレンダーを見ていて、一目惚れしたお店にうにまきまきさまをお誘いしてしまいました~~~(東京カレンダー経由で来店したのは私たちが初めてだそうで。同時期に地下鉄構内に置いてある“メトロミニッツ”という冊子に掲載されたそうで、そちらをみていらっしゃった方が多いです、とのことでした)。
白金高輪駅もしくは広尾駅からちょっと距離がありますので、タクシー乗りましょう~と集合しましたが、思いのほか暑くなかったので頑張って歩きました(ハイヒールの場合は気合いが必要です)
お料理をおいしくいただくためには腹ごなしも大切ですよね!
歩くこと10分強、北里研究所病院の目の前です。木目調のお店、とってもオシャレ~~

元々は松戸にあったお店だそうで、シェフは聘珍樓の流れを汲むお店『文菜華』のご出身だそうです。


21時まではお任せコースのみ。こんなにしっかりしたコースが、しかも、白金という場所にありながら、お値段6480円(税込)というリーズナブル価格

ドリンクはソムリエールさんがお料理に合わせてオススメしてくださるので、お任せすることにしました

お席はカウンター8席のみの贅沢な空間。お席の後ろのスペースが広くって、後ろを通る方を気にしたりというのがなくて嬉しいです。

まずは恒例の(笑)しゅわしゅわ乾杯
この日はグラスシャンパン(銘柄不明) 1600円でした。

三種前菜
出てきた途端「わーーー、きれいーーー
」とテンション上がりまくる私たち…。「写真撮っていいですか?」「メモってもいいですか?」と盛り上がりすぎて笑われてしまいました

スモークサーモンとルッコラのサラダ…だったのですが、最初に「パクチーは苦手ではないですか?」と聞かれた際に「2人とも大好きです
!!」とお答えしたら、「お好きだったら、ルッコラをパクチーに変えましょうか?」とご提案いただきまして。「是非
!!!」とお願いした特別バージョンです
茗荷も効いていて、さっぱりおいしかったです。

ミニトマトの甘酢漬け
わずかに香るレモンがいいですね~

三陸産活帆立貝の湯引き 葱生姜野沢菜ソース
帆立…甘っっ!しかもとっても分厚くて食べ応えがあって、おいしかったです~

クルミの飴炊き
これ…本当はもっと終盤で出てくるはずみたいなのですが、しっかり予習してきてくださったうにまきまきさまが、「これと、紹興酒の組み合わせを絶対試してみたいと思っていました~
」とお話したところ、「よかったら、少しお試しになりますか?」と早めに出してくださったのです(後でもう1回出してくださいました)。これね…やめられない止まらない、のいい見本です
いっつまででも食べつづけられちゃます。

グラスシャンパンを飲み終えたところで、次のお料理に合わせてこちらの白ワインをオススメしていただきました

カボチャのポタージュ
“ポタージュ”とありますが、さらっとしていてクリーミーさはないのですが、なのにコクがあってとってもおいしい~
「どうしたらこうなるのかな~」と話していたら、「鶏ガラのスープとかぼちゃとお塩と砂糖だけなんですよ」と教えてくださいました。「他にも知りたいレシピあったら言ってくださいね、教えちゃいますから~」とシェフより
←でも、それを再現できるかどうかは腕次第…

ではでは、2度目の乾杯です~
結構香りの強い白ワインで、おいしかったです。

活鮑のチャイニーズステーキ
ソースはアワビの肝でできているそうです。少し花山椒の香りもします。このお値段のコースで、一人1つアワビが出てくるなんて…すごいです~

断面図~
生のままお刺身でいただくのもおいしいですが、こうして火を通していただくとまた違った良さがありますね

カウンターの端っこに座った私たちの目の前に謎の物体が…。「何だろうね~」「チャーシュー?」「今日あれ出てくるのかな?」とひそひそ話していたところ、全然ひそひそではなかったみたいで(笑) 「あれは自家製の干し肉で、5日くらい調味料に漬け込んで煮込んだ後1か月くらい干すんですよ~。あれはまだ3日目なので、今日はお出ししませんが…よかったら前に作ったのを召し上がってみますか?」とまたしても素敵なご提案をいただいて

次のお料理は天然車海老と中国野菜の炒め、だったのですが…

急遽、干し肉入りにしていただきました~
みじん切りになった干し肉が入っているのですが…よくわかりませんね…
小さい粒状のものでも、すごく存在感があってびっくりしました!チャーハンとかスープとか、何に入れてもおいしくなりそうです
勿論海老もおいしいし、お野菜も黄ニラ、空芯菜、まこもだけ、紅芯大根、青梗菜など盛りだくさん。

やっぱり野菜炒めにはビールかな~、ということで3杯目


次のお料理に合わせて、お待ちかねの紹興酒です
うにまきまきさまの予習通り、クルミの飴炊きがとってもよく合います
これ…飲んで食べて飲んで食べての無限ループだな…

そしてもちろん次のお料理、佐賀県産酵素ポークの角煮 黒酢仕立て にもよ~~~く合います
角煮は1時間茹でて+2時間煮込んで+2時間蒸す=5時間もかかった逸品なのです

お箸でほろほろっと切れる角煮…おいしいですね~
黒酢のおかげで脂身もさっぱりいただけます。

さて、次のお料理に合わせてソムリエールさんがおすすめしてくださったのが、こちらのギリシャの白ワイン。

懲りずに乾杯・・・何度目でしょ、もう忘れてしまいました(笑)

シェフが豪快に中華鍋をあおって作ってくださったのは…

梅と紫蘇の炒飯 上湯スープがけ です
梅と紫蘇でさっぱり+スープの効果で、最後でもサラサラっと完食

以上でコースは終了です。気になりすぎたので、アラカルトメニューも見せていただきました。ちなみに、21時以降はアラカルトでの利用OKだそうで、「ラーメンと餃子だけ、でも全然構わないのでいらしてくださいね~」とおっしゃっていました
た、確かに、餃子もサンラータン麺も食べたい…

しかし!ここはやっぱり一番目を引いた からすみ炒飯なのです(まさかの炒飯かぶり…
)!お店の方曰く、「麺類や餃子はいつもあるメニューですが、からすみ炒飯はずっとあるかは分からないです」とのことで、やっぱりこれしかない!と意見の一致をみました。さすが“食いしん坊サミット”
シェフのご家族が台湾から直に買ってきてくださるので、このお値段で提供できるのだそうです。いや~、からすみたっぷりでとってもおいしかった
!!

最後にライチのお茶と…

徳島阿波和三盆杏仁豆腐です。スプーンまでガラス製でとっても涼しげ

シェフもソムリエールさんもたくさんお話してくださって、あまりの居心地の良さに結局4時間半もいて、最後のお客になってしまった私たち…
終盤はお二人も飲み始められて、ちょっとスナック的な雰囲気に(笑)
楽しかったな~~~。
最後に自家製のレモンチェッロをサービスしていただきました
レモンとスピリタスという度数の強~いお酒で作るのだそうです。とてもおいしいけど、調子に乗って飲んでいたら大変なことになりそうです~

うにまきまきさまのおかげも多分にあるのですが、とても楽しく大満足なディナーでした
「最近イチオシのお店はどこ?」と聞かれたら、間違いなく今の時点ではこちらを挙げると思います
5月に開店したばかりなので、まだそんなに知名度がないかもしれませんが、絶対近いうちに予約困難店になっちゃうと思います…。予約取れなくなる前にまた伺わなくては~
私信:うにまきまきさま~、お付き合いいただきありがとうございました
第6回も楽しみにしています
!
『私厨房 勇』
東京都港区白銀6-5-5 モリハウス1階
月曜定休

私が今月の東京カレンダーを見ていて、一目惚れしたお店にうにまきまきさまをお誘いしてしまいました~~~(東京カレンダー経由で来店したのは私たちが初めてだそうで。同時期に地下鉄構内に置いてある“メトロミニッツ”という冊子に掲載されたそうで、そちらをみていらっしゃった方が多いです、とのことでした)。
白金高輪駅もしくは広尾駅からちょっと距離がありますので、タクシー乗りましょう~と集合しましたが、思いのほか暑くなかったので頑張って歩きました(ハイヒールの場合は気合いが必要です)


歩くこと10分強、北里研究所病院の目の前です。木目調のお店、とってもオシャレ~~


元々は松戸にあったお店だそうで、シェフは聘珍樓の流れを汲むお店『文菜華』のご出身だそうです。


21時まではお任せコースのみ。こんなにしっかりしたコースが、しかも、白金という場所にありながら、お値段6480円(税込)というリーズナブル価格


ドリンクはソムリエールさんがお料理に合わせてオススメしてくださるので、お任せすることにしました


お席はカウンター8席のみの贅沢な空間。お席の後ろのスペースが広くって、後ろを通る方を気にしたりというのがなくて嬉しいです。

まずは恒例の(笑)しゅわしゅわ乾杯


三種前菜
出てきた途端「わーーー、きれいーーー



スモークサーモンとルッコラのサラダ…だったのですが、最初に「パクチーは苦手ではないですか?」と聞かれた際に「2人とも大好きです




ミニトマトの甘酢漬け
わずかに香るレモンがいいですね~


三陸産活帆立貝の湯引き 葱生姜野沢菜ソース
帆立…甘っっ!しかもとっても分厚くて食べ応えがあって、おいしかったです~


クルミの飴炊き

これ…本当はもっと終盤で出てくるはずみたいなのですが、しっかり予習してきてくださったうにまきまきさまが、「これと、紹興酒の組み合わせを絶対試してみたいと思っていました~



グラスシャンパンを飲み終えたところで、次のお料理に合わせてこちらの白ワインをオススメしていただきました


カボチャのポタージュ
“ポタージュ”とありますが、さらっとしていてクリーミーさはないのですが、なのにコクがあってとってもおいしい~




ではでは、2度目の乾杯です~


活鮑のチャイニーズステーキ
ソースはアワビの肝でできているそうです。少し花山椒の香りもします。このお値段のコースで、一人1つアワビが出てくるなんて…すごいです~


断面図~

生のままお刺身でいただくのもおいしいですが、こうして火を通していただくとまた違った良さがありますね


カウンターの端っこに座った私たちの目の前に謎の物体が…。「何だろうね~」「チャーシュー?」「今日あれ出てくるのかな?」とひそひそ話していたところ、全然ひそひそではなかったみたいで(笑) 「あれは自家製の干し肉で、5日くらい調味料に漬け込んで煮込んだ後1か月くらい干すんですよ~。あれはまだ3日目なので、今日はお出ししませんが…よかったら前に作ったのを召し上がってみますか?」とまたしても素敵なご提案をいただいて


次のお料理は天然車海老と中国野菜の炒め、だったのですが…

急遽、干し肉入りにしていただきました~




やっぱり野菜炒めにはビールかな~、ということで3杯目



次のお料理に合わせて、お待ちかねの紹興酒です

うにまきまきさまの予習通り、クルミの飴炊きがとってもよく合います



そしてもちろん次のお料理、佐賀県産酵素ポークの角煮 黒酢仕立て にもよ~~~く合います



お箸でほろほろっと切れる角煮…おいしいですね~


さて、次のお料理に合わせてソムリエールさんがおすすめしてくださったのが、こちらのギリシャの白ワイン。

懲りずに乾杯・・・何度目でしょ、もう忘れてしまいました(笑)

シェフが豪快に中華鍋をあおって作ってくださったのは…

梅と紫蘇の炒飯 上湯スープがけ です

梅と紫蘇でさっぱり+スープの効果で、最後でもサラサラっと完食


以上でコースは終了です。気になりすぎたので、アラカルトメニューも見せていただきました。ちなみに、21時以降はアラカルトでの利用OKだそうで、「ラーメンと餃子だけ、でも全然構わないのでいらしてくださいね~」とおっしゃっていました



しかし!ここはやっぱり一番目を引いた からすみ炒飯なのです(まさかの炒飯かぶり…




最後にライチのお茶と…

徳島阿波和三盆杏仁豆腐です。スプーンまでガラス製でとっても涼しげ


シェフもソムリエールさんもたくさんお話してくださって、あまりの居心地の良さに結局4時間半もいて、最後のお客になってしまった私たち…


最後に自家製のレモンチェッロをサービスしていただきました



うにまきまきさまのおかげも多分にあるのですが、とても楽しく大満足なディナーでした

「最近イチオシのお店はどこ?」と聞かれたら、間違いなく今の時点ではこちらを挙げると思います


私信:うにまきまきさま~、お付き合いいただきありがとうございました


『私厨房 勇』
東京都港区白銀6-5-5 モリハウス1階
月曜定休