生きている悲しみ、生きてゆく悲しみ。『ほころびを、そのままにする』ということに、どうしようもない悲しさを感じる。愛があるのなら、私たちは、何かを大切にして生きていかなければいけないのだ。生きるとは、常に何かを修理すること。こわれた物を直したり、つくりかえたりしながら何かのかたちを変えてゆくことなんだ。