RS125 メータパネル
【メータパネル】
左右非対称に並べられたメータが、いかにもレプリカぽい。
回転数は、レッドが11,000から。
時速は、200km/hまでついている。
さすがに、2stとは125ccのバイクにはオーバースペックかと思われるが、(今は廃版となった)RS250と部品共用しているのかもしれない。
2stオイルのアラートランプは、回転数計内についている。
ガソリンのアラートランプは、なし。コックをリザーブに切り替えて、手動で判別する。
中央のデジタル計は、水温、バッテリ電圧、ラップタイム計測、時刻などを表示する。
中央デジタル計と回転数計が配置されているメータパネルは、何気なく指で押してみたら、なんと、へこんだ!!スポンジで出来てまつ・・・雨の日とか大丈夫なんかいな、と一瞬思うが、多分大丈夫なんだろう。イタズラは少し心配ですな。
【トルクの谷】
RS125には、一般的に、5千~6千回転ぐらいに、トルクの谷があると言われている。
個体差があるのかもしれないが、私のRS125には、メータ読みで4.9~5.5千回転に谷がある。
2stマシンに乗るのは3台目だが、1台目は97年式CRM250AR、2台目も同じく97年式CRM250AR(これは、今も乗っている)であり、ホンダが誇るスムースなAR燃焼エンジンに慣れてしまっていたおかげで、「2stの、下がスカスカな感じ」というのを、さっぱり体験したことがなかった。
慣らし中なので、少しずつ回転数の上限値を上げていく訳だが、トルクの谷に入ると、スロットルをどんなに回しても、さっぱり回転数が上がらない。6速-4千回転ぐらいからだと、スロットルを全開にしても、さっぱり回転数が上がらず、スピードは70km/hぐらいで止まってしまう。
まさか、慣らし中にスロットルを全開にすることになるとは思わなかったw
トルクの谷の上限値である5.5千回転を超えると、一気に力がモリモリっと出てくる。
CB400SFのVTEC よりも、前後の差が激しい感じ。
これを面白いと受け止めるか、メカとして(あるいは、2stというエンジンの仕組み自体の)欠陥だと捉えるか、議論が分かれるところかと思う。
ちなみに、このRS125のトルクの谷というやつはは、何が理由か知らんが、意図的にこのように設定してあるらしい。CDIに簡単な改造を施せば、あっさりと消えるらしい。そのうちいじってみようかと思う。
今日は6千回転まで回したが、6速-6千回転で、無風、平地の状態、メータ読みで92km/hぐらいだった。
燃費は、リッター当たり20km強。