受験ラッシュを終えて、毎日のほとんどを教室運営業務に忙殺された。
高3生、あいつも教室に顔を出すことは少なくなった。
あと少しで卒業、だなんてことを考えることはあっただろうか。
PCでの教室管理作業を後輩に伝える。
無機質な仕事が増えた。
のであろうか。
必死に授業手配をする。
LINE、メール、電話を駆使し、ご家庭と日程調整をする。
生徒さんの人数だけ授業がある。
また担当する講師の空き時間をなるべくつくらないようにする。
共有体勢はできつつあった。
もう私がいなくても大丈夫、そんな状態になりつつあった。