リア充の週末 | Startin' over…
中央線からバスに乗り換えた。
車内はうちの学生と思われる若者が数人、家路に向かうのだろう。
聞こえてくる会話によると、あるグループは某バンドのライブ帰りらしく、別のグループは花火大会の帰りらしい。
みんなテストの合間をぬって、夏を謳歌している。


朝夕は満員で外の景色も見えないバスの中。
辺りは店の電気も消えてひっそりとしている。
これといって大きな停留所も無いから、つい乗り過ごしてしまうのではないかと思った。
和馬の家の近くのドラッグストアが見えてきた。もう閉まっている。




バスを降りたのでコンビニに向かおうとすると、前方からタバコを吸いながら歩いてくる男。
奴だった。
上は昼と同じシャツだが、下だけジャージ素材のハーフパンツに着替えていた。和馬のを借りたのだろう。

今日は寝坊したのでタクシーで昼に登校、ロシア語の本試験に何とか間に合った。午前の体育はさぼった。
試験を終えた後、キャンパスで奴らがバスケをしているのを見かけた。


「よっ」
険しい顔でお迎えし、優しさを表現しているの?
ちぐはぐな格好してるくせにクールでいられると、余計に笑えてくる。


5時間バスケをした男ども3人は、食パンとウィンナーしか食べていないらしい。