年末に亡くなった友人に
お線香をあげてきました。
彼女には3人の子供がいて
家にいたのは5歳の女の子
Kちゃんだけでした。
上の二人は元気に遊びに
出かけていると聞き
ちょっと安心しました。
Kちゃんは和室に置いてある
ローテーブルの下をわざわざ
くぐって部屋を出て行こうとすると
「そんな狭いところに入らないで!」
と注意をされていました。
注意されても気にする様子もなく
「私はちっちゃいから大丈夫なの

ワンちゃん飼ってる時
テーブルの下に犬小屋があってね
背が高いから、
出たり入ったりできるんだよ。
それでね…」
と支離滅裂な話を始めました。
誰かが
「えっ?マンションだけど
わんちゃん飼ってたっけ?」
と質問すると
「何言ってるか分からないなぁ。
犬飼ってないしねぇ。」
とKちゃんパパが答えていました。
すこし悲しそうな顔をしてから
Kちゃんは話しをするのをやめました。
それから私が
「分かるよ…Kちゃんがワンちゃんごっこ
している時には、ダイニングテーブルの下を
ワンちゃんのお家にしてるんでしょ?
このローテーブルとは違って
ダイニングテーブルは高さがあるから
Kちゃんが出たり入ったりするのに
便利なんだよね。」と解説してあげました。
それからKちゃんは
そうそう、そういうこと!と言いながら
嬉しそうに
私の膝の上にちょこんと座りました。
可愛い。
可愛すぎるよ、女子

Kちゃんに会うのはこの日が初めてで
お家に行ったのも初めてでした。
それでも手に取るように
Kちゃんが話したいことと
ごっこ遊びの様子が
伝わってきました。
うちは息子しかいないので
娘がいたらこんな感じなのかなぁ
とちょっと想像しました。
息子達の場合は、自分が言いたいことを
言って、親が聞いてくれてたらオッケー。
それ以上を求めません。
親が反応して感想や意見を述べても
逆に聞いてはくれません。
「こっちの話は聞かないのかい!
」

と時々キレたりして。
でもKちゃんの場合は相手が理解して
共感してくれるところまでを
求めるのだと思いました。
やっぱり女子は
共感型のコミュニケーションを
幼い頃からとっているんですね〜