音読100回!
言うのは簡単です。
子供に押し付けて
自分はやらずに
その大変さを
全然分かっていませんでした。
来月、私は昇格試験を
受けることになりました。
社員憲章や事業理念
決算書類・三六協定・コンプラ・法律
丸暗記しなくてはいけないことが
山ほどあるので
腹をくくり
よ〜し音読100回だ!と意気込み
一日10回 × 10日間を目標に
スタートしました。
ですが
10回読むのに40分かかり
初日でギブアップ。
自分が興味ないことを
40分間音読し続けるのは
苦行でしかありません。
英語だったら全然大丈夫なのに
面白いと思えない内容だと
母国語でもうんざり。
そして本気で吐くかと思いました
無理矢理やってるせいか
喉の粘膜もあっという間にやられました。
仕方ないので短くして
一日5回 × 10日間 をまずは
やりきろうとハードル下げました。
まさに、うちの息子と同じ。
ギリ耐えられるのが
一日20分の音読です。
いくら英語が大学受験に
必須だと言っても
興味のない英語音読は
息子にとって
精神的・肉体的負担になることを
身をもって実感しました。
私の場合は日本語、
そして昇格という
分かりやすいニンジンが
目の前にぶら下がっているのに
100回音読…とても出来そうに
ありません。
過去に戻って
息子に土下座してきます
好きになれないけど
やらなくてはいけない英語。
息子が細く長く続けられるよう
これからも全力サポートしていきます
ちなみに私の場合は
英文なら500回音読やれます。
英語通訳の神、國弘正雄先生に習い
『只管朗読』にチャレンジしていたので。
しかも兄5歳・弟1歳で子育てが最も
大変だった時にです。
そう考えると
好きなこと(音読500回)
興味ないこと(音読50回)
て感じですかね。
好きという気持ちが
いかに大切か分かりますよね。
同じことでも好きであれば
10倍のエネルギーを
注ぐことができるんですよ。
理想は音読100回だけど
現実は音読50回です。
50回でも暗唱もできるし
そこそこの成績を取ってきます。
それで十分だと思います。
『男子だけど英語ができる奴』
だと学校で思われていて
優越感にちょっと浸れることだけが
今の息子のモチベーションです
私も息子も
興味のないことは
100回音読できない体質
という事がわかりました。
私達、
容姿や趣味・嗜好など
全然似てない親子だと思っていたのに
『ストレス耐性』は、遺伝子レベルで
継承されていることが
分かりました。