
なぜ、このような「欲しいものがあるんだけど、買えないという人たち」
を発見したかということについては、僕が貿易に関わるようになったきっかけを
読んでいただくとして。
正月に親戚が集まった時の話。
僕よりちょっと年下の、いとこ(女性)が近所の洋服屋で買ったものを
ヤフオクで販売して稼いでいるという話を聞いた。
その洋服屋は、チェーン店で僕のまわりでは比較的みかける。
でも、その洋服を出品すると買ってくれる人がいる。
どんな人が買うのかというと、その店の洋服を買いたいけど、
近所にその店がないのでヤフオクで買っているそうだ。
僕がやっているのも、この応用。
海外企業で、欲しい日本製品があるのだけど、買えない
僕は、この層をターゲットとした。
買えない理由は、いくつかあって
・買いたい製品を取り扱っている会社が、英語が対応できていない
⇒意外と、大きい会社であっても、英語のカタログすら用意していないケースがある
・そもそも、どこに問い合わせていいか分からない
⇒製造メーカー自身からは買うことができず、代理店を通じて買うしか方法がない
・
ここでポイントは、売りからではなく、買いからスタートしている点だ。
ビジネスでは、基本的に何か売りたい製品があって、これらをどうやって
売っていくか?を考えるということが主流だ。
僕の場合は、まったく逆で、まず買いたいという人(会社)を見つける。
きて見積をとってあげたりして「はい、これどう?」と提示してあげる。
もちろん、これで全てが取引につながるわけではないけど、
少なくとも既に買いたいというお客さんがいるということは
ビジネスにはなりやすい。