あるコンサルティングをしている方で、Nさんという
パートナーがいる。
先日も、ランチをしながら、色々な話をした。
これからは、
海外にも口座を持って、資産を移した方がいいよね?
日本以外にも拠点をどこか、確保した方がいいよね?
とそんな話になった。
僕の家族は、既にマレーシアを拠点にしているので、
日本とマレーシアの二拠点を確保をしている。
嫁と子どもたちは、基本的にマレーシアで、
僕は日本とマレーシアを行ったりきたり。
子どもたちがマレーシアのインターナショナルスクールに
通っているので、保護者ビザ。
通常、3ヶ月しかマレーシア国内にいることはできないけど、
この保護者ビザがあれば、1年更新でいることができる。
マレーシアには、他にMM2Hというリタイアメントビザもある。
リタイアメントビザといっても、若い人でも要件を満たせば
取得自体は可能だ。
資産状況と、収入、それとある一定額を、マレーシア国内に
定期預金する必要がある。
*詳しくは、MM2Hで検索を
マレーシア国内で融資を受けやすくなったり、
車を安く購入できたりというメリットがある。
しかし、今現在、資金の縛りがある中で、MM2Hを取得するメリットはどの程度
あるかは疑問だ。
Nさんは既にお子さんは大学を卒業されているので、
保護者ビザは使えない。
かといって、MM2Hは先ほどの話からもあまりメリットは感じられない。
マレーシアとは時差が一時間しかないし、日本からのアクセスも
それほど悪くない。
なので、マレーシアを検討したいとのことだ。
旅行でも、何度も訪れているそうだ。
そこで、僕がアドバイスしたのが、ラブアン法人を設立して、
自分にマレーシア国内で就労ビザを発行するという方法だ。
ラブアンは、マレーシア国内にある、オフショアだ。
通常、マレーシア国内で法人設立するためには、
業種にもよるけど、1500万~3000万の資本金が必要だ。
一方、ラブアンで法人を設立するためには、
資本金の指定がない。
さらに、就労ビザも発行できる。
就労ビザといっても、マレーシア国内に居なければならない
という規定はない。
事務所の設置も不要だ。
ただし、マレーシア国内に向けて、ビジネスができないこと
現地通貨のマレーシアリンギットではなく、ドルしか利用できない
という縛りはある。
税金に関しては、純利益の3%もしくは、2万リンギット
のどちらかを納めればいい。
*1リンギット=34円とすると、年間約68万円
税の専門家ではないので、節税については、あまりこの辺りは詳しくここで
言うことはできない。
インターネットビジネスや、コンサルティングビジネスを
展開していて、元々、どこにいようとあまり関係ないという方、
日本以外にも拠点を持ちたい、銀行口座を
確保したいという方にはオススメの方法だ。