ディールメーカーとは、価値ある取引をみつけて、両者にとってメリットがあるように「つなぐこと」でビジネスを構築していくことだ。
ディールメーカーは、新しいものを創造したり、ということではない。
ディールメーカーの代表的な人物としては、
ドナルドトランプ
孫正義
など。
ディールメーカーとしての孫正義氏の有名な取引例としては、19歳の時に1年に3億円以上稼いだ話。
孫さんは液晶画面付きの小型翻訳機を発明して
それだけで1億円以上の利益を上げた。
それは、自分で翻訳機を開発して発売したのではなく、
その分野で有名な教授を探し、会いに行き【交渉】をしました。
「先生、私はこういうことをしていて、
ぜひ、先生のお力をお借りしたい。
もちろんタダとは言いません。
けれど、先生のような偉大な方に
おいくらお支払していいか
僕にはわかりません。
金額は先生が決めてください。
先生の言い値でお支払いします。
一切値段交渉はしません。
言い値を全額お支払します。
けれど、今の僕にはお金が全くありません。
でも、これが売れたら
大きなお金が入ってくることは間違いありません。
それが入ってきたら
先生のいい値でお支払いします。
売れなかったら、みんなタダ働きです。
でも、きっと売れます。
ですから、力を貸してください。」
そう言って交渉したそうです。
「面白い日本の学生が来たな」と
思った教授は、そのお話に乗ったということです。
その後も、ゲームの開発をして、
19歳で3億円以上稼いだと言っていました