6年間お付き合いしていた人とお別れした後は本当に辛かった。20代の花盛りを無駄にした気がして、悔しくもあった。
嫌な思いをして別れ、頭からそのひとの事をなくそうとするのだが、ふと思い出して涙が出てきてしまう毎日。何度か失恋は経験し、そのたびに胸が締め付けられるような辛い思いはしていたが、そのひととはずっとそのまま一緒にいるものだと思っていたので、より一層辛いものだった。
しばらくは何も手につかず、職場でもふとすると涙ぐんでいたので、上司が仕事に没頭すればと仕事をたくさんくれ、無心に仕事をしていた。
仕事と彼の家の往復の毎日で大半が彼のことだったので、思い出さないように、とにかく忙しく違うことに没頭しようと、しばらく悲しみにしっかり浸った後、自分のやりたい事をよく考えた。
まずは何かダンスをやりたいと思い、池袋のカルチャーセンターへ見に行った。ジャズダンス、ヒップホップ、ベリーダンス、フラダンスなどいろいろなダンスを見て、無理な動きがなさそうで、年をとってもずっとできそうなダンスかなと思い、フラダンスに決めた。
それからの日々はとても充実し、知り合いもたくさんできた。
上司にはこんなにたくさん休まれちゃ困るよなとボソッとお小言を言われたりしながら、ハワイ🌴にもいったりした。
フラダンスつながりで、やってみたかったサーフィン🏄♀️もやってみた。
友人と湘南まで行き、アクセルサーフの高津佐先生に迎えにきてもらい、レッスンしてもらった。
高津佐先生はプロサーファーで、私たちには波にのる楽しさを感じるように優しめに教えてくれたが、息子さんには厳しかった。
私はへっぴりで体力もなく、サーフィン後、寒くてブルブルして、サーフボードが持てなかったが、友人は楽々持っていて体力があった。
何回か行くうちに少し体力もつき、フラダンスとサーフィンで腰のくびれもつき、お腹もスリムに、ヒップアップもできた。
ある時、フラダンス仲間とその彼氏と三人で茨城の海へサーフィンをしに行ったのだが、彼と彼女はなれたサーファーとボディボーダーで、一緒に沖に出たのだが、ビル3階建くらいの高さの波が3セットやってきて、恐怖におののいている間に波に乗ったというか波にさらわれ、岸辺にたどり着いた。もうそれからは怖くて、チャポチャポ波打ち際に一人でいた。
マリンスポーツをした後はすごくお腹がすくし、すっきりするし、海の中にいると、仕事で乗り越えられず悩んでいることなどがちっぽけに感じて、日常生活が楽になるのでおすすめです。波打ちぎわサーファーがいっても説得力ないかもですが、、、。
最近は白くなりたいし、シミなども作りたくなく、マリンスポーツは全くしていませんが、この頃は日焼けしてたなー。
仕事面でも名ばかりのネットショップ店長を任され、毎日上司から今月の売り上げ目標などを聞かされると、耳がちゃぽちゃぽしていた。今考えると、メニエールの予兆だったのかなと思う。
ウェブ技術も独学では限界を感じ、Webデザイン、DTPデザインのデジハリ専門学校へ1年間通った。ECCで英語も習い、土日もなく忙しくしているうちに新しい好きな人もできたりして、いつしか失恋💔の傷は癒えた。
でも、今度は、活動しすぎて疲れ果て、顔に吹き出物が止まらなくなったり支障もあったので、休む時はしっかり休むようにはしていた。
ウェブの専門学校へ通うため、正社員だった仕事も辞め、学校に通いながら、ウェブ系派遣として働いてみたい企業でウェブオペレーターや軽いデザインなどをして何社か働き、最終的には大手ウェブ制作会社へ。私のその時の実力を大きく上回る仕事で、プレッシャーもあり、ある日メニエール発症。
失恋💔の心の痛みの癒し方は人それぞれだけれど、父から言われたのは時間が解決するということだった。それを信じて、辛い毎日をやり過ごした。再び自分の人生を生き始めるとちょっとしたことでも感謝の気持ちが生まれ、いろいろが輝きだした。そのうちに、忘れていった。
これが私の経験談、失恋からの立ち直り方でした。あ、あと、前向きな言葉の書かれた本をたくさん読むのもいいかも。私は父の言葉や本でだいぶ救われました。ちょっとした言葉ですごく救われたりします。今辛い思いをしている人がいたら少しでも参考になればと思います。
さて、これからの人生には何が待ち受けているのやら。ちゃんちゃん
世界を旅するセレクトショップ HOLOSphère -ホロスフェール-