本日から数日に渡り、今までに体験した怖い話を少しずつ書きます。
本日は私が小学生の頃の体験です。
父の仕事の関係で、何軒かの家に引っ越していましたが、小学生の頃住んでいた家での話です。
小学生になり、自分の部屋が欲しくなってくる年頃。
道を挟んで墓地という部屋を自分の部屋っぽく使っていました。
ある日、いつものように一人布団に寝ていると、夜中に木の天井の木目一つ一つが顔のようになり、ひそひそ話出しました。それと同時に金縛りで動けなくなりました。
動けないながらも目線だけ入り口にやると、入り口の襖は閉じて眠ったはずなのですが、少しだけ開いていて、ハットを被ったような真っ暗な人影が立っていました。
それから恐怖の中、再び眠ってしまいました。
この家には約8年ほど住みましたが、その家で怖いことがあったのは後にも先にもこの一回だけでした。
幼かったので、黒い影は親が子供の様子を見に来たのかもしれないし、と、今では思ったりもするのですが、真相はわかりません。
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