最近見た映画で印象的だった映画をご紹介します。
どの映画も異文化交流に関係しているので、異文化をどっぷり堪能したい方におすすめ
「ガッジョ・ディーロ 」
1997年のトリー・ガドリフ監督のフランス映画。
フランス人俳優のロマン・デュリスと、ルーマニア人歌手で女優のローナ・ハートナー出演。
ロマの歌手を探すフランス人男性とロマの交流を描く。
ジプシーというと、イタリアで二人組のジプシーのスリを目前に見たので、スリ集団?というイメージしかなかったのですが、ジプシー=ロマ(国により呼び方が違う)は、流浪の民で音楽や踊りが得意な流浪の民のことらしいです。
この映画で衝撃を受けたのが、彼らの音楽。この映画の舞台はルーマニアなのですが、スラブ系のような東欧のような不思議な音楽で見入ってしまいました。あと、ルーマニア人でロマ役を演じたローナ・ハートナーが綺麗でした!
「旅情」
1955年のイギリス・アメリカ映画
デヴィッド・リーン監督
出演:キャサリン・ヘプバーン、ロッサノ・ブラッツイ
こちらは、アメリカ人女性とイタリア人男性の恋を描いているのですが、全編ヴェネツィア撮影でヴェネツィアの美しい景色が満載でヴェネツィア気分にどっぷり浸れる映画です。
「フェリーニに恋して」
タロン・レクストン監督
クセニア・ソロ主演
イタリア映画の巨匠、フェデリコ・フェリーニを探して、働いたことも恋したこともない20歳の女の子がイタリアを旅する映画。ヴェローナ、ヴェネツィア、ローマの美しい景色とフェリーニ作品の雰囲気ある幻想的な描写の世界観が魅力の作品です。