ミラノへ。ファッション雑誌の街角ファッションチェックの常連といえば、パリ、ミラノ、東京、NY。ファッションといえばミラノ。ミラノ近くになると急激に都会っぽくなってきた。
余談だが、イタリアでのバスはベンツだった。ヨーロッパでは日本ほど高級イメージではないのかもしれないが、ラグジュアリーな気分に浸れた。
それにしてもバスの運転手さんはすごいなあと思う。狭いでこぼこした石畳の道に右にも左にもぎっしり路駐されている中をスイスイ走っていく。もし私が運転したらあっちにもこっちにも当たってしまうと思う。まあ、そんな人はバスの運転手という職業は選択しないのだろうが。
美しい街なのに落書きも多い。
路面電車の後ろにビッタリ。
都会の街並みを車窓から眺めるのは面白い。たくさんのお店や人がいて、何のお店?なにを話しているのかな?と色々と考える。
バスはイタリアのコインにもなっているヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア近くで停車し、自由時間となった。イタリアのガレリアは日本でいうアーケードだ。天候関係なくショッピングや食事などが楽しめる。
地元の人、観光客入り乱れすごい人。東京もそうだが、都会はとにかく人が多い。
本屋さんやお土産ものやさん、フィレンツェの店舗との違いを見たくてPRADAなどに入った。ドイツブランドRIMOWAの店もあったが、持ち帰りが大変かなと思い入らなかった。RIMOWAも日本仕様にはなってないかもしれないが、日本より安く買える。
PRADA
ガレリアの中に人々が並んでいる場所があり、急遽ネット検索。足元にある雄牛の急所を踏みしめながら3回まわると願いが叶うとのおまじない。並ぶのを躊躇していたら、せっかくきたんだからやればいいと夫に背中を押され勇気を出して回りました。またミラノに来れますように!と願いました。
ガレリアを抜けると、ミラノのドゥオーモが見えた。今まで見てきた大聖堂とはまた全く違う建物だ。
サンタ・マリーア・ナシェンテ教会
RIMOWA
ガレリアはとても広く、日本のおにぎりのお店もありました。ずっとイタリア料理だったので、おにぎり食べたい!と思いましたが、明後日日本に帰国すれば食べれるので、ここはミラノ見物に時間をまわすことに。
人が密集していて、夫はスリを警戒し、超早足で見てまわりました。短い自由時間でまわれる場所はガレリア周辺くらいだったので、ミラノ全体を歩いてまわってみたいなあ。
絵になるシーン
ディナーのレストラン。イタリア縦断の旅で一番美味しい食事でした。
ガイドさんよりなかなか飲めない貴重なワイン
と聞き、この旅で一度だけ頼んだお酒。
チーズリゾット。濃厚チーズで絶品でした。
ミラノ風カツレツ。
牛肉を薄く潰して衣をつけ揚げたものです。
これもさくさくして美味しかったー!
ドルチェはババロアみたいなもの。
イタリアドルチェはこういう感じのばかりでした。
鮮やかなケーキなどはないのでしょうか。
ディナーを終え、バスに乗り込んだのですが、やらかしました。睡眠不足の身体に空きっ腹で飲んだせいか、ワインがききすぎてしまい、バスに揺られたら急激に寒気と吐き気に襲われ、気持ち悪そうにしていたら、夫がビニール袋を出してくれました。なんて用意がいいんでしょう。本当に二人で来ていてよかったと思った瞬間です。汚いですが、一気に戻してしまい、前にいた一番若い女の子二人組にチラチラみられてしまいました。。せっかくイタリア旅行中で一番美味しいディナーを食べたのに
旅の最終宿泊ホテルのみデラックスホテルでした。イタリア滞在中のホテルに特に不満はありませんでしたが、やはり今までのホテルに比べるとお部屋も広く、綺麗でした。
ホテルの朝食。
ホテルを後にし、ミラノ・マルペンサ空港へ向かいます。
空港にはミラノ大聖堂のミニチュア
マルペンサ空港では免税手続きを行いました。イタリア人ガイドさんがついて来てくれました。免税手続きでは書類と品物を見せないといけないのですが、一緒のツアーだった方が免税する品物を預け荷物に入れてしまい、ガイドさんにそれを説明し、免税手続きの職員さんに説明していました。
その後、フランクフルト空港へ向かう飛行機へ登場。
軽食が出ました。
ボリューム満点の機内食。
これにてイタリア縦断の旅は終了。盛りだくさんの内容でした。今度イタリア来た時は、フィレンツェとベネツィア、ミラノをゆっくりまわったり、南イタリアもいいなー。
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