木下工務店とC社の一騎打ちです。

2社に絞ったと両社にお伝えし、
いよいよ決勝戦。
ここに来てC社が激しく畳み掛けてきました。
例えば、
木下工務店が屋上を広く作った間取りを提案すれば、C社も「同じようにできます!」と。
さらに打ち合わせのタイミングも「木下さんより後にやらせてください!」と言われたりもしました。
この時点では正直どちらも同じように好印象で本当に決められないと感じていました。
完全に優柔不断なろん家…

ただ何度も会っていくと、C社に対して次第に「ちょっとどうなの?」と思うことも出てきたんです…

以前もお話しましたが、我が家の土地は道路面から1.2メートルほど上がっているため、玄関をどこにもってくるかでアプローチの傾斜がかなり違ってくるんです。
そこをC社は「玄関は絶対手前に持ってくるべき!」と言い、なかなかの高さの階段3段で登る図面。玄関開けたらすぐ階段、みたいな。
対して木下は「なるべく緩やかに登れるように」と玄関を奥にして7段の緩い段差で登り切る図面。
さらに駐車スペースもC社案は車の大きさにぴったり合わせたような余裕のない作り。
木下は乗り降りの事や駐車するときに少しは余裕をもたせて、と配慮された作り。
家の広さを重視しているC社の提案は、色んな所で無理がでてきた内容になっていました

私達が「土地に対してなるべく広く作りたい」と伝えていた事を忠実に再現してくれていたんだと思います。
ですが、毎日通るアプローチや玄関周り。
やっぱり窮屈だったり危なかったりするのは困ります

「木下の方が良さそうかな…」と思い出したある時、C社の営業さんに「やはり玄関周りの窮屈さが気になる」とお伝えしたところ
「そうですか?!
これくらい大丈夫ですよ!」
と押し切られそうになりました。
このちょっと強引な所に度々もやっとすることがあったんですよね〜

こちらが気になる所を伝えて図面を直してほしいと言った時に大体
「いや!これはこっちの方がいいんですよ!」と返り討ちにあう、みたいな…
床暖房が見積もりに入っていないとこを聞くと、
「いらないと思いますよ、
床暖房。」…とか。
いや、あなたの意見聞いてないからね。
聞いてよ、私たちの話

一度離れた心は二度と元には戻りませんでした。
終始こちらの話を丁寧に聞き、長く決め切れなかった私達に粘り強く寄り添ってくれた
木下工務店と契約することにしました

