どこの国にも標準語とか方言がある。日本にも標準語と多くの方言があり、
アメリカでも標準米語 と呼ばれるものと、南部英語とかボストン英語と
呼ばれる方言がある。そして多くの場合、標準語は正しく美しく、方言は
人前で使うことばではないという概念を持ってしまう。極端な場合は方言
は汚く悪いことばだと考えてしまう。実際私の郷里のことばである静岡弁
は下品で汚いと言われたことがある。でも本当は、どこで使われているこ
とばであっても、優劣は存在しない。標準語と方言の唯一の違いは、それら
を使う人口の比率の違いだけである。より多くの人が使い、その結果新聞、
雑誌、教科書、テレビ、ラジオ等に採用されると、それが標準語となり、
それ以外は方言と呼ばれるようになる。それぞれの方言には独自の歴史と
文化が刻まれているので、それらの存在価値は大きい。ただ残念ながら、
TV とラジオ、映画、インターネットの普及で、日本中どこに行っても
子供達はいわゆる標準語を話すようになり、方言が失われつつある。
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