Win版Ableton LiveをiPhoneで操作!touchOSC、LiveControl | スノーボードHOW TO 180を作っちゃいました

Win版Ableton LiveをiPhoneで操作!touchOSC、LiveControl

今日はDTM(デスクトップミュージック)つまり、
PCで音楽制作やってる人しか関係ないお話です。
その中でもかなりマニアックw

それでは!

まずAbleton Liveを8にアップグレードしました!
先日あった3日間だけの33%オフセールに心動きましたw
もうすぐ9が出るから、という憶測ですが、
次はそろそろXPが非対応となりそうなので
XP環境最後の完成バージョンという意味合いで。
Amazon;ableton Live 8

それで
かねてより興味のあったAbleton LiveをiPhoneをコントローラーにして動かす!
ってのにトライしてみました!

特にやりたかったのはXYパッドのコントロール!

調べた所、iPhoneでできるのは
今でもtouchOSCというアプリだけのよう。
TouchOSC - hexlerTouchOSC - hexler

touchOSCは、汎用のMIDI(正確にはOSC)コントローラーで、
PCでtouchOSC editor(無料)というソフトをつかうと
コントローラーのノブやフェーダーの配置を自由にレイアウトできちゃったりします!
600円という価格もいいですねえ!

そして、その配置をあらかじめLIVE用にカスタマイズしてくれた上に
OSCをMIDIに変換しLIVEと接続してくれる
スーパーなソフトが「LiveControl」(しかも無料)!
http://liine.net/livecontrol/



ただ設定がかなり大変・・
実はボクも今回、スゴイ苦戦しました・・w

ネットを調べてもMACの話はあるのですが、
WINでやってる人の記事がなくて・・
なのでWINDOWS XP環境の人は参考になる記事かと思います!

まず先に必要なもの書いときます
PC;Ableton Live 8.1以上、Wi-fi環境、TouchOSC Editor、MIDI Yoke、
Bonjour Print Services(iTunesが入ってればOK?)
iPhone;touchOSC
です。

基本はこちらの通り進めます
http://liine.net/livecontrol/livecontrol/installation/

それではスタート!

TouchOSC editorを下記よりGET!
http://hexler.net/software/touchosc

LiveControlを下記よりGET!
http://liine.net/livecontrol/

TouchOSC editorを立ち上げ
OPENでダウンロードしたLiveControlフォルダの中の
「LiveControl.touchosc」というテンプレファイルを開く。
(iPadの場合は「LiveControl_iPad.touchosc」)

そして開いたテンプレを右上の「Sync」ボタンを押すことで
送信状態になります。

次にiPhoneのTouchOSCを立ち上げLayoutの項目でAddを押すと、
先ほどのPC側TouchOSC editorが送信状態になってるので
Found HostsにPC名が出ているはずです。
スノーボードHOW TO 180を作っちゃいました
それを選んで通信がうまくいくと
ひとつ戻ったLayoutの一覧に「LiveControl」が追加されてるので選びます。
(ここでボクはTime outのエラーが出て苦戦しましたが、
ファイヤーウォールを「切」にすることで通信に成功しました)

これで左上の「TouchOSC」→右上の「Done」を押せば
見事にLIVE用のセッティングがTouchOSCに出ているはずです!

次にLiveControlのフォルダの中にあった「LiveControl Installer.jar」
というのをクリックしてインストールします。
途中LIVE8のあるディレクトリを選ぶ必要があります。
上書きしていいかというアラートは「はい」にしときます。

次に(というか先に)MIDI Yokeをインストールしておく必要があります。
これは仮想MIDIケーブルソフトで、
例えばソフトのMIDIキーボードをDTMに繋げるなどができます。
http://www.midiox.com/
上記サイトからMIDI Yokeの項目に行き「MIDI Yoke NT 1.75」をダウンロードしてください。
普通にインストールすればLiveの環境設定→MIDI Syncに出てきます。

次はいよいよLiveControl.exeをクリックして
LiveControlを立ち上げます。
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MIDI PortはOut To MIDI Yoke: 1を選択
Connected DeviceはiPhoneのTouchOSCが起動してれば
自動的に取得されます。

iPhoneのTouchOSCの画面右上の「i」ボタンを押すと
再び設定画面になりますのでConnectionsのOSCのところを押し、
Port(incoming)を5001にします(outgoingは5000のまま)。
Hostは自動的に取得するはずです。

次にようやくAbleton LIVE 8を立ち上げて
環境設定で赤枠の部分のように設定します!
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これで、Launcher、Mixer、Device、Seq、XY、Track、Pads、Keys
の項目がiPhoneのTouchOSCからグリグリ動かせます!

まだ極めてないですが、
操作性もレスポンスも悪くない感じですよ!

お目当てのX-Y Padも調子いいです!

ちなみにiPadならtouchAbleというアプリが良さそう!
LaunchPadのようなクリップをセレクトする機能はもちろん
X-Yパッドもヤバいくらい進化してます!

touchAble - AppBCtouchAble - AppBC

もうひとつはGriidというアプリで
こっちはリアルタイムにMIDIクリップをピアノロールでいじれるようです!

Griid Pro - LiineGriid Pro - Liine

Liveのコントローラーという意味だけでも
いつかiPadを購入してしまいそう・・



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