武庫一のガシラ釣り
先日から、フェイスブックなどで、釣りに行くと宣言しておりまして、兵庫県の武庫川一文字へ行ってきました。
朝5時半の渡船に乗るので、家を出るのは3時半です。
寝たのが12時半だったので、ちょっと眠かったですが、準備万端で行ってきました。

武庫川一文字というのは、大阪湾の湾奥に位置する沖堤防で、幅は5メートル、全長が4千700メートルほどあります。
今回のガシラ釣りは、その堤防の際の継ぎ目(ケーソンの継ぎ目)に仕掛けを落とす縦の釣りで、次々に歩いていく、ウォーキングのような釣りです。
5時半すぎに堤防に渡してもらい、仕掛けをセットして釣り始めます。
仕掛けは、ダウンショットという、胴付き仕掛け1本針にワームをつけます。
実は、ワームで魚がスレても大丈夫なように、きびなごという、エサも保険として買いました。
最近は、基本はルアー釣りなんですが、エサも使う、ハイブリッド釣り人になってきています。釣れたらええねん!という手段を選ばばない方向です。
第1投・・・そこまで沈めて、ラインを張って、少し間きながらシェイク。
そして、ハンドルを半巻き(これで30センチ上がる)、そして、ストップ、シェイク、ちょっと持ち上げ・・・
もう一度、半巻き、以下繰り返し・・・
たぶん、10回ぐらい繰り返し、底から3mぐらい探ったところ、
俗に言う、「ノー感じ」
???
ガシラという魚は、一般的に根魚とか底モノとかいいます。
だいたい、仕掛けが着底し、フワっと誘いをかけると、「ゴゴゴゴゴッ」とアタリがあります。
いきなり、「なんで???」です。
同じ堤防の継ぎ目に、2投目、3投目とやってみます。
ダメです。
約、20m先の次の継ぎ目に移動です。
そして、もう一度、同じ要領で仕掛けを入れてみます。
「ノー感じ」
そして、次の継ぎ目に移動・・・・
釣れません(泣
(ここで、釣りに行くと宣言していたことが、頭をよぎってきます)
30分ほどかけて、10か所ぐらい丁寧に探りましたが、ダメです。
ここで、ちょっと考えてみます。
◆この堤防にガシラが居ないのだろうか?
→そんなハズはない
◆ガシラは目の前にエサがくれば、穴から飛び出して食いつくハズ
→それは、絶対である
◆居る穴(堤防の継ぎ目)と居ない穴がある
→それは、よくある
◆ルアーなので食べないのか?
→では、エサで実験してみよう
ということで、ワームの変わりにきびなごをつけ、新たな穴(堤防の継ぎ目)を探っていきます
そして、いくつか繰り返していくと・・・
底をとって、少し巻いて、とめた瞬間に、竿先が・・・
「ゴゴゴゴゴッ」
となったので、少し待ってから、大きく合わせました。
堤防の継ぎ目に潜られたら嫌なので、リールのハンドルをゴリ巻きです。
でも、なんか軽い?
そして上がってきたのが、10センチほどのガシラ。
唐揚げにすると、あたまからバリバリいけるタイプです。

まあ、ちょっと小さいけど、なんとか釣れた。
これで、ボウズからは逃れたぞと思いながら、エサをつけて、同じ穴にもう一投、ガシラは一つの穴にたくさんいるもんです。
あれっ!当たらん?
という試行錯誤を繰り返し、次の穴を攻めますが、やっぱりダメです。
そして、歩くこと1時間ぐらい(だと思う)
仕掛けを落として、底をとると、「ゴゴゴゴゴッ」というアタリ、軽く合わせますが、乗り(フッキングし)ません。
ここで、実験その2
魚は居るわけなので、エサからワームにチェンジ。
そして再び投入。
底を取って、軽く誘い、止めたところ
「ゴゴゴゴゴッ」という明確なアタリ
そして、一呼吸待って、竿先が少し入ってからの合わせ。
ハイ、乗りました。
根に潜られたら嫌なので、丁寧にゴリ巻きします。
上がってきたら、コレまたちっちゃい。
10センチぐらい。
ここで、検証結果
◆この堤防にガシラが居ないのだろうか?
→そんなハズはない
◎いました
◆ガシラは目の前にエサがくれば、穴から飛び出して食いつくハズ
→それは、絶対である
◎エサでもワームでも確認済
◆居る穴(堤防の継ぎ目)と居ない穴がある
→それは、よくある
◎これも、釣れたので検証済
◆ルアーなので食べないのか?
→では、エサで実験してみよう
◎どっちでも釣れた
となると釣れないわけがないので、とりあえず、堤防の継ぎ目を訪問販売のローラー作戦のように、狂ったように攻める。
歩いていくが釣れない。
5時半過ぎスタートで、時計を見ると7時半、
2時間やって2匹しか釣れないのはおかしい。
おまけに、10センチ2匹というのも、ありえない。しかし、バケツの中は10センチが2匹。これが現実だったりする。

ということで、手返しの早いワームで、歩きまくり、探りまくり。
水深が10メートルあるうちの、底から3メートルを重点的に2~3回探り、次の穴に移動。
途中で、めんたいこのおにぎりを食べながら、移動、
そして9時半ごろ、心が折れ、折れた音が聞こえる。
とりあえず、9時半ごろになると、釣れなくなるので、堤防に寄り添って、ちょっと横になってみる。
そして、気がつくと10時、海上で潮風を浴びながら、30分寝ていました。
ということで、もう釣れんやろうと思い、片付けて、渡船が着く場所に移動、たぶん、そうとう来ているので、2キロぐらいある。
そして、渡船で船着き場に帰り、スタッフに
「ガシラあかんで~、このちっさいの2匹やで」
というと、
「さっきの人、20センチぐらいの20匹ぐらい釣ってましたよ」
「えっ!?」
「歩かなつれませんよ、ガシラ」と言われ
「めっちゃ、歩いてるで」
「居る穴と居ない穴があるんで・・・」
「それも、やってるよ」というと、
「今日は、ガシラが浮いてて、表層とか中層で釣れたらしいです」
(ガーン)という音が聞こえました。
「おれ、底しかやってないわ」
「・・・・・・沈黙」
ということで、ボウズには、ならなかったのですが、やられてしまいました。
まさか、浮いているとは・・・
メバルやったら、上まで攻めていたんですが、ガシラが浮いているなんて、マジ初めてです。
ガシラは、海に帰ってもらいました。

たぶん、10匹釣れてたら、唐揚げになってました。
(撃沈)
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その他、電話でのご相談、ご質問、ご注文は、
通話料無料のフリーダイヤル
0120-195-135 (AM10:00~PM7:00)
お気軽にお電話ください。
朝5時半の渡船に乗るので、家を出るのは3時半です。
寝たのが12時半だったので、ちょっと眠かったですが、準備万端で行ってきました。

武庫川一文字というのは、大阪湾の湾奥に位置する沖堤防で、幅は5メートル、全長が4千700メートルほどあります。
今回のガシラ釣りは、その堤防の際の継ぎ目(ケーソンの継ぎ目)に仕掛けを落とす縦の釣りで、次々に歩いていく、ウォーキングのような釣りです。
5時半すぎに堤防に渡してもらい、仕掛けをセットして釣り始めます。
仕掛けは、ダウンショットという、胴付き仕掛け1本針にワームをつけます。
実は、ワームで魚がスレても大丈夫なように、きびなごという、エサも保険として買いました。
最近は、基本はルアー釣りなんですが、エサも使う、ハイブリッド釣り人になってきています。釣れたらええねん!という手段を選ばばない方向です。
第1投・・・そこまで沈めて、ラインを張って、少し間きながらシェイク。
そして、ハンドルを半巻き(これで30センチ上がる)、そして、ストップ、シェイク、ちょっと持ち上げ・・・
もう一度、半巻き、以下繰り返し・・・
たぶん、10回ぐらい繰り返し、底から3mぐらい探ったところ、
俗に言う、「ノー感じ」
???
ガシラという魚は、一般的に根魚とか底モノとかいいます。
だいたい、仕掛けが着底し、フワっと誘いをかけると、「ゴゴゴゴゴッ」とアタリがあります。
いきなり、「なんで???」です。
同じ堤防の継ぎ目に、2投目、3投目とやってみます。
ダメです。
約、20m先の次の継ぎ目に移動です。
そして、もう一度、同じ要領で仕掛けを入れてみます。
「ノー感じ」
そして、次の継ぎ目に移動・・・・
釣れません(泣
(ここで、釣りに行くと宣言していたことが、頭をよぎってきます)
30分ほどかけて、10か所ぐらい丁寧に探りましたが、ダメです。
ここで、ちょっと考えてみます。
◆この堤防にガシラが居ないのだろうか?
→そんなハズはない
◆ガシラは目の前にエサがくれば、穴から飛び出して食いつくハズ
→それは、絶対である
◆居る穴(堤防の継ぎ目)と居ない穴がある
→それは、よくある
◆ルアーなので食べないのか?
→では、エサで実験してみよう
ということで、ワームの変わりにきびなごをつけ、新たな穴(堤防の継ぎ目)を探っていきます
そして、いくつか繰り返していくと・・・
底をとって、少し巻いて、とめた瞬間に、竿先が・・・
「ゴゴゴゴゴッ」
となったので、少し待ってから、大きく合わせました。
堤防の継ぎ目に潜られたら嫌なので、リールのハンドルをゴリ巻きです。
でも、なんか軽い?
そして上がってきたのが、10センチほどのガシラ。
唐揚げにすると、あたまからバリバリいけるタイプです。

まあ、ちょっと小さいけど、なんとか釣れた。
これで、ボウズからは逃れたぞと思いながら、エサをつけて、同じ穴にもう一投、ガシラは一つの穴にたくさんいるもんです。
あれっ!当たらん?
という試行錯誤を繰り返し、次の穴を攻めますが、やっぱりダメです。
そして、歩くこと1時間ぐらい(だと思う)
仕掛けを落として、底をとると、「ゴゴゴゴゴッ」というアタリ、軽く合わせますが、乗り(フッキングし)ません。
ここで、実験その2
魚は居るわけなので、エサからワームにチェンジ。
そして再び投入。
底を取って、軽く誘い、止めたところ
「ゴゴゴゴゴッ」という明確なアタリ
そして、一呼吸待って、竿先が少し入ってからの合わせ。
ハイ、乗りました。
根に潜られたら嫌なので、丁寧にゴリ巻きします。
上がってきたら、コレまたちっちゃい。
10センチぐらい。
ここで、検証結果
◆この堤防にガシラが居ないのだろうか?
→そんなハズはない
◎いました
◆ガシラは目の前にエサがくれば、穴から飛び出して食いつくハズ
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◆居る穴(堤防の継ぎ目)と居ない穴がある
→それは、よくある
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→では、エサで実験してみよう
◎どっちでも釣れた
となると釣れないわけがないので、とりあえず、堤防の継ぎ目を訪問販売のローラー作戦のように、狂ったように攻める。
歩いていくが釣れない。
5時半過ぎスタートで、時計を見ると7時半、
2時間やって2匹しか釣れないのはおかしい。
おまけに、10センチ2匹というのも、ありえない。しかし、バケツの中は10センチが2匹。これが現実だったりする。

ということで、手返しの早いワームで、歩きまくり、探りまくり。
水深が10メートルあるうちの、底から3メートルを重点的に2~3回探り、次の穴に移動。
途中で、めんたいこのおにぎりを食べながら、移動、
そして9時半ごろ、心が折れ、折れた音が聞こえる。
とりあえず、9時半ごろになると、釣れなくなるので、堤防に寄り添って、ちょっと横になってみる。
そして、気がつくと10時、海上で潮風を浴びながら、30分寝ていました。
ということで、もう釣れんやろうと思い、片付けて、渡船が着く場所に移動、たぶん、そうとう来ているので、2キロぐらいある。
そして、渡船で船着き場に帰り、スタッフに
「ガシラあかんで~、このちっさいの2匹やで」
というと、
「さっきの人、20センチぐらいの20匹ぐらい釣ってましたよ」
「えっ!?」
「歩かなつれませんよ、ガシラ」と言われ
「めっちゃ、歩いてるで」
「居る穴と居ない穴があるんで・・・」
「それも、やってるよ」というと、
「今日は、ガシラが浮いてて、表層とか中層で釣れたらしいです」
(ガーン)という音が聞こえました。
「おれ、底しかやってないわ」
「・・・・・・沈黙」
ということで、ボウズには、ならなかったのですが、やられてしまいました。
まさか、浮いているとは・・・
メバルやったら、上まで攻めていたんですが、ガシラが浮いているなんて、マジ初めてです。
ガシラは、海に帰ってもらいました。

たぶん、10匹釣れてたら、唐揚げになってました。
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