Howling moon2 -9ページ目

Howling moon2

溶ける月、滲む夜

昔から
子供みたいに、
ばかみたいなことで
笑いあえるひとに
惹かれた。


だけど
いつも
それは叶わなかった



付き合うのは
同い年でも、
きちんと大人の、ひと。
きちんと、
わたしとのことを
考えてくれる、ひと。




なーんて
言うけど
恋愛経験なんて
そうとう乏しいんすけどね。



だけど、そうだナァ
ずっと、
ずっとね、
忘れられなかったひとがいた
16歳から23歳まで
7年。
最後に会ったのは、
17歳の誕生日。
最後に声をきいたのは
17歳の3月。
それっきり。




いま
もう想っていないといえば
それは嘘
だけど
もう
だいぶ、平気。



思い出すだけで
泣けて仕方なかった




あなたと過ごしたのは
16歳の、夏。
1つ上の、バイト先の先輩だった。
一緒にいたのは
3ヶ月。
毎日のように、会った。




たくさん、たくさん
覚えている
あなたとの、
いろんな、こと。
くだらない会話
くだらない勝負事




いまは
思い出すだけで
にやにやしてしまうくらい
わたしには
あなたとの、色々が
大切です
愛おしいです
なくしたくはありません



相手には、
されていなかったんだとおもう
それでも
一緒にいてくれた時間があったから
わたしは
あなたをずっと想っている
もう、二度と、会えない。
それは、
知っているし
もし会えたとしても
会ったらいけないんだとおもう
わたしには、
もう大切なひとができたし
きっと、あなたにも。




あんなに、
可愛くって、
すてきなひと。
あなたよりも可愛い女性が
きっと傍にいる



想像したら、
すこし寂しいけれど
きっとお似合いなのでしょう



こうやって、
ときどき、思い出して、
また、すこし
忘れたふりをしよう



もうすぐ
最後に会ってから、8年。
明け方5時に
あなたの輪郭が、
暗闇に溶けた
その背中を
眺めていた
それが、最後。



元気でいてくれたら、
それで、いいです
あなたが笑えば
世界は平和だ。
本気でそう思っていたよ、あの頃。
たくさんの、きもちを、
ありがとう
あなたの話なら
ずっとしていたい
いまも、同じ。
だけど
話し始めたら
きっと止まらなくなるから
誰にも言わないで
ポケットにしまうんだ





かなしい物語、
では
なくなったの




iPhoneからの投稿